与えられた命題 $ -2 \le x \le 2 \Rightarrow -3 \le x \le 3 $ に対して、逆、裏、対偶をそれぞれ求め、それらの真偽を判定する。選択肢の中から適切なものを選ぶ。

その他命題真偽対偶論理
2025/5/8

1. 問題の内容

与えられた命題 2x23x3 -2 \le x \le 2 \Rightarrow -3 \le x \le 3 に対して、逆、裏、対偶をそれぞれ求め、それらの真偽を判定する。選択肢の中から適切なものを選ぶ。

2. 解き方の手順

まず、与えられた命題を pqp \Rightarrow q とおく。ここで、pp2x2 -2 \le x \le 2 で、qq3x3 -3 \le x \le 3 である。
(1) 逆: qpq \Rightarrow p
3x32x2 -3 \le x \le 3 \Rightarrow -2 \le x \le 2
これは選択肢 5 である。真偽について、例えば x=2.5x = -2.53x3-3 \le x \le 3 を満たすが、2x2-2 \le x \le 2 を満たさないので偽である。
(2) 裏: ¬p¬q\neg p \Rightarrow \neg q
¬p\neg px<2 x < -2 または x>2 x > 2
¬q\neg qx<3 x < -3 または x>3 x > 3
したがって、裏は x<2 x < -2 または x>2x<3 x > 2 \Rightarrow x < -3 または x>3 x > 3
これは選択肢 2 である。真偽について、x=2.5x=-2.5を考えると、¬p\neg pは満たされるが、¬q\neg qは満たされないので偽である。
(3) 対偶: ¬q¬p\neg q \Rightarrow \neg p
x<3 x < -3 または x>3x<2 x > 3 \Rightarrow x < -2 または x>2 x > 2
これは選択肢 7 である。真偽について、対偶は元の命題の真偽と一致する。
元の命題 2x23x3 -2 \le x \le 2 \Rightarrow -3 \le x \le 3 は真である。したがって、対偶も真である。

3. 最終的な答え

1: 5
2: 9
3: 2
4: 9
5: 7
6: 8

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