等差数列 1, 4, 7, 10, ... を、第 $n$ 群が $n$ 個の数を含むように分ける。第 $n$ 群の最後の数を求める。

代数学数列等差数列群数列一般項
2025/5/9

1. 問題の内容

等差数列 1, 4, 7, 10, ... を、第 nn 群が nn 個の数を含むように分ける。第 nn 群の最後の数を求める。

2. 解き方の手順

まず、与えられた数列は初項1、公差3の等差数列である。この数列の一般項は an=1+3(n1)=3n2a_n = 1 + 3(n-1) = 3n - 2 と表せる。
次に、第 nn 群までに含まれる項の総数を考える。第1群には1個、第2群には2個、...、第 nn 群には nn 個の数が含まれるので、第 nn 群までに含まれる項の総数は 1+2+...+n=n(n+1)21 + 2 + ... + n = \frac{n(n+1)}{2} となる。
したがって、第 nn 群の最後の数は、元の数列の n(n+1)2\frac{n(n+1)}{2} 番目の項である。
これに一般項の式を適用すると、第 nn 群の最後の数は
3n(n+1)22=32n(n+1)23 \cdot \frac{n(n+1)}{2} - 2 = \frac{3}{2}n(n+1) - 2 となる。

3. 最終的な答え

32n(n+1)2\frac{3}{2}n(n+1) - 2

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