20から200までの自然数について、以下の問いに答えます。 (1) 3の倍数の和を求めます。 (2) 7の倍数の和を求めます。 (3) 5で割って2余る数の和を求めます。 (4) 7で割り切れない数の和を求めます。 (5) 3または7の倍数の和を求めます。

算数等差数列倍数
2025/5/12

1. 問題の内容

20から200までの自然数について、以下の問いに答えます。
(1) 3の倍数の和を求めます。
(2) 7の倍数の和を求めます。
(3) 5で割って2余る数の和を求めます。
(4) 7で割り切れない数の和を求めます。
(5) 3または7の倍数の和を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 3の倍数
20から200までの3の倍数は、21, 24, ..., 198です。
これは初項21、末項198、公差3の等差数列です。
項数は、198213+1=1773+1=59+1=60\frac{198-21}{3} + 1 = \frac{177}{3} + 1 = 59 + 1 = 60です。
和は、60(21+198)2=30(219)=6570\frac{60(21+198)}{2} = 30(219) = 6570です。
(2) 7の倍数
20から200までの7の倍数は、21, 28, ..., 196です。
これは初項21、末項196、公差7の等差数列です。
項数は、196217+1=1757+1=25+1=26\frac{196-21}{7} + 1 = \frac{175}{7} + 1 = 25 + 1 = 26です。
和は、26(21+196)2=13(217)=2821\frac{26(21+196)}{2} = 13(217) = 2821です。
(3) 5で割って2余る数
20から200までの5で割って2余る数は、22, 27, ..., 197です。
これは初項22、末項197、公差5の等差数列です。
項数は、197225+1=1755+1=35+1=36\frac{197-22}{5} + 1 = \frac{175}{5} + 1 = 35 + 1 = 36です。
和は、36(22+197)2=18(219)=3942\frac{36(22+197)}{2} = 18(219) = 3942です。
(4) 7で割り切れない数
20から200までの自然数の和は、(20+200)(20020+1)2=2201812=110181=19910\frac{(20+200)(200-20+1)}{2} = \frac{220 \cdot 181}{2} = 110 \cdot 181 = 19910です。
7で割り切れる数の和は(2)で求めたように2821です。
したがって、7で割り切れない数の和は、19910 - 2821 = 17089です。
(5) 3または7の倍数
3の倍数の和は(1)で求めたように6570です。
7の倍数の和は(2)で求めたように2821です。
3の倍数かつ7の倍数である数は21の倍数です。
20から200までの21の倍数は、21, 42, ..., 189です。
これは初項21、末項189、公差21の等差数列です。
項数は、1892121+1=16821+1=8+1=9\frac{189-21}{21} + 1 = \frac{168}{21} + 1 = 8 + 1 = 9です。
和は、9(21+189)2=9(210)2=9(105)=945\frac{9(21+189)}{2} = \frac{9(210)}{2} = 9(105) = 945です。
したがって、3または7の倍数の和は、6570 + 2821 - 945 = 8446です。

3. 最終的な答え

(1) 3の倍数の和: 6570
(2) 7の倍数の和: 2821
(3) 5で割って2余る数の和: 3942
(4) 7で割り切れない数の和: 17089
(5) 3または7の倍数の和: 8446

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