複素数平面において、$\alpha = 2+i$, $\beta = b-2i$, $\gamma = 6+ci$ とする。4点 $0$, $\alpha$, $\beta$, $\gamma$ が一直線上にあるとき、実数 $b$, $c$ の値を求めよ。

代数学複素数平面複素数一次式ベクトル
2025/5/12

1. 問題の内容

複素数平面において、α=2+i\alpha = 2+i, β=b2i\beta = b-2i, γ=6+ci\gamma = 6+ci とする。4点 00, α\alpha, β\beta, γ\gamma が一直線上にあるとき、実数 bb, cc の値を求めよ。

2. 解き方の手順

00, α\alpha, β\beta が一直線上にあるので、β=kα\beta = k\alpha を満たす実数 kk が存在する。
よって、
b2i=k(2+i)=2k+kib-2i = k(2+i) = 2k + ki
実部と虚部を比較すると、
b=2kb = 2k
2=k-2 = k
したがって、k=2k=-2 であり、b=2k=2(2)=4b = 2k = 2(-2) = -4
よって、β=42i\beta = -4 - 2i
00, α\alpha, γ\gamma が一直線上にあるので、γ=lα\gamma = l\alpha を満たす実数 ll が存在する。
よって、
6+ci=l(2+i)=2l+li6+ci = l(2+i) = 2l + li
実部と虚部を比較すると、
6=2l6 = 2l
c=lc = l
したがって、l=3l=3 であり、c=3c=3
よって、γ=6+3i\gamma = 6 + 3i

3. 最終的な答え

b=4b = -4, c=3c = 3

「代数学」の関連問題

以下の連立一次方程式を解け。解がない場合は「解なし」と答える。 $x + 2y - z = 3$ $2x - 3y + 4z = 1$ $3x - 8y + 9z = 0$ 行列表示と基本変形を用いる...

連立一次方程式行列基本変形解の存在
2025/5/13

以下の連立一次方程式を解きます。解がない場合は「解なし」と答えます。 $ \begin{cases} x + 2y - z = 3 \\ 2x - 3y + 4z = 1 \\ 3x - 8y + 9...

連立一次方程式線形代数行列基本変形解の存在
2025/5/13

以下の連立一次方程式を解く問題です。 $ \begin{cases} x + 2y - z = 3 \\ 2x - 3y + 4z = 1 \\ 3x - 8y + 9z = 0 \end{cases...

連立一次方程式行列基本変形解の存在線形代数
2025/5/13

与えられた連立一次方程式 $ \begin{cases} x + 2y - z = 3 \\ 2x - 3y + 4z = 1 \\ 3x - 8y + 9z = 0 \end{cases} $ を、...

連立一次方程式行列基本変形線形代数解の存在
2025/5/13

$x = \sqrt{2} - 1$ のとき、以下の式の値を求める問題です。 (1) $x + \frac{1}{x}$ (2) $x^2 + \frac{1}{x^2}$ (3) $x^3 + \f...

式の計算有理化根号
2025/5/13

与えられた式は $x^5 + \frac{1}{x^5}$ です。この式の値を求める問題だと考えられますが、条件が不足しています。$x + \frac{1}{x}$ の値が与えられている場合を考え、そ...

式の展開多項式数式の計算
2025/5/13

画像に写っている数学の問題を解きます。 (5) $x$ から 5 を引いて 2 倍した数は、6 になる。 (6) $x$ に 2 を足した数の $\frac{3}{4}$ は、9 になる。 (7) $...

一次方程式文章題計算
2025/5/13

$x$ を3で割った数は、$x$ より8少ない。この条件を満たす $x$ の値を求めます。

一次方程式方程式代数
2025/5/13

与えられた問題は、方程式を作成して変数 $x$ の値を求める問題です。このうち、3番目の問題は「$x$ の $\frac{3}{5}$ は、$x$ より 4 少ない」という文章を数式で表し、$x$ の...

方程式一次方程式分数計算
2025/5/13

与えられた式 $25x^2(3a - b) + 49y^2(b - 3a)$ を因数分解する。

因数分解式の展開平方の差
2025/5/13