## 実力問題2
1. 問題の内容
を正の実数とする。のとき、 がとりうる値の範囲を求めよ。
2. 解き方の手順
まず、を変形する。
ここで、と仮定すると、
なので、が成り立つ。
かつ または かつ
(i) かつのとき
かつ
(ii) かつのとき
かつ
なので、のときとのときで場合分けが必要。
(1) のとき、なので、
(i)より、
(ii)より、
よって、または
(2) のとき、。のとき、。は定義されない。
したがって、この場合、。
ただし、より、なので、つまり。これは矛盾。
(3) のとき、なので、
(i)より、
(ii)より、
よって、または
のとき、が成り立たない。つまり、となるが、である。
よって、の範囲は、またはとなる。
3. 最終的な答え
または
## 実力問題3
1. 問題の内容
() の最小値とそのときのの値を求めよ。
2. 解き方の手順
とおくと、 であり、 より 。
相加相乗平均の関係より、
ただし、これは利用できないので、以下のように考える。
等号成立は、 のとき。
このとき、
3. 最終的な答え
最小値は8で、そのときのの値は3