直角三角形ABCにおいて、頂点Aから斜辺BCに垂線ADを下ろす。$BD = 2$ cm、$AD = 4$ cmのとき、$CD$の長さを求める。

幾何学直角三角形相似ピタゴラスの定理垂線
2025/3/6

1. 問題の内容

直角三角形ABCにおいて、頂点Aから斜辺BCに垂線ADを下ろす。BD=2BD = 2 cm、AD=4AD = 4 cmのとき、CDCDの長さを求める。

2. 解き方の手順

まず、三角形ABDは直角三角形なので、ピタゴラスの定理を用いてABABの長さを求める。
AB2=AD2+BD2AB^2 = AD^2 + BD^2
AB2=42+22AB^2 = 4^2 + 2^2
AB2=16+4AB^2 = 16 + 4
AB2=20AB^2 = 20
AB=20=25AB = \sqrt{20} = 2\sqrt{5}
次に、三角形ABCと三角形ABDは相似である(角Bが共通、角ADB=角BAC=90度より)。
したがって、AB:BC=BD:ABAB:BC = BD:ABとなる。
AB2=BD×BCAB^2 = BD \times BC
20=2×BC20 = 2 \times BC
BC=10BC = 10
BC=BD+DCBC = BD + DCなので、10=2+DC10 = 2 + DC
よって、DC=8DC = 8
または、ADADは直角三角形ABCABCの斜辺に対する垂線なので、AD2=BD×CDAD^2 = BD \times CDという関係が成り立つ。
42=2×CD4^2 = 2 \times CD
16=2×CD16 = 2 \times CD
CD=8CD = 8

3. 最終的な答え

CD=8CD = 8

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