100以下の自然数の中で、以下の条件を満たす数の個数をそれぞれ求める問題です。 (1) 7の倍数 (2) 7の倍数でない数 (3) 5の倍数かつ7の倍数 (4) 5の倍数または7の倍数

算数倍数約数集合包除原理
2025/5/14

1. 問題の内容

100以下の自然数の中で、以下の条件を満たす数の個数をそれぞれ求める問題です。
(1) 7の倍数
(2) 7の倍数でない数
(3) 5の倍数かつ7の倍数
(4) 5の倍数または7の倍数

2. 解き方の手順

(1) 7の倍数:
100を7で割った商を求めます。
100÷7=142100 \div 7 = 14 \cdots 2
したがって、7の倍数は14個です。
(2) 7の倍数でない数:
100以下の自然数全体の個数から7の倍数の個数を引きます。
10014=86100 - 14 = 86
したがって、7の倍数でない数は86個です。
(3) 5の倍数かつ7の倍数:
5の倍数かつ7の倍数とは、5と7の最小公倍数である35の倍数です。
100÷35=230100 \div 35 = 2 \cdots 30
したがって、35の倍数は2個です。
(4) 5の倍数または7の倍数:
5の倍数の個数は100÷5=20100 \div 5 = 20個です。
7の倍数の個数は(1)より14個です。
5の倍数かつ7の倍数の個数は(3)より2個です。
5の倍数または7の倍数の個数は、5の倍数の個数と7の倍数の個数を足し、5の倍数かつ7の倍数の個数を引くことで求められます(包除原理)。
20+142=3220 + 14 - 2 = 32
したがって、5の倍数または7の倍数は32個です。

3. 最終的な答え

(1) 7の倍数:14個
(2) 7の倍数でない数:86個
(3) 5の倍数かつ7の倍数:2個
(4) 5の倍数または7の倍数:32個

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