数直線上を動く点Pが原点にある。サイコロを投げて4以下の目が出たらPは正の向きに1進み、それ以外の目が出たらPは負の向きに1進む。サイコロを5回投げたとき、点Pの座標が3になる確率を求める。
2025/5/14
1. 問題の内容
数直線上を動く点Pが原点にある。サイコロを投げて4以下の目が出たらPは正の向きに1進み、それ以外の目が出たらPは負の向きに1進む。サイコロを5回投げたとき、点Pの座標が3になる確率を求める。
2. 解き方の手順
点Pの座標が3になるためには、正の向きに4回、負の向きに1回進む必要がある。
5回のうち正の向きに進む回数を、負の向きに進む回数をとすると、以下の式が成り立つ。
この連立方程式を解くと、、となる。
つまり、5回のうち4回は4以下の目が出て、1回は5以上の目が出ればよい。
4以下の目が出る確率は、5以上の目が出る確率はである。
5回のうち4回がの確率で、1回がの確率で起こる組み合わせの数は、二項定理より通りである。
したがって、求める確率は
となる。