まず条件(A)から、z1 と z2 の偏角の関係がわかります。 条件(C)から、正三角形の頂点の位置関係がわかります。
条件(B)は、z3が直線 z1,z2 上にあり、かつ原点Oに関して反対側にあることを意味します。 z3=az1+bz2 であり、a と b は実数なので、z3 は直線 z1,z2 上にあることがわかります。また、条件(B)から、a と b は異符号であることが予想できます。 △z1z2z3 が正三角形であることから、複素数の回転を利用することを考えます。 z1,z2,z3 が正三角形をなすとき、以下の関係が成り立ちます。 z1+ωz2+ω2z3=0 または z1+ω2z2+ωz3=0 ここで ω=2−1+i3 は1の虚立方根です。 与えられた式 z3=az1+bz2 を上の式に代入します。 z1+ωz2+ω2(az1+bz2)=0 (1+aω2)z1+(ω+bω2)z2=0 または
z1+ω2z2+ω(az1+bz2)=0 (1+aω)z1+(ω2+bω)z2=0 z1 と z2 は線形独立なので、それぞれの係数は0でなければなりません。 1+aω2=0 かつ ω+bω2=0 または 1+aω=0 かつ ω2+bω=0 a=−ω21=−ω=21+23i かつ b=−ω2ω=−ω1=−ω2=21−23i または
a=−ω1=−ω2=21−23i かつ b=−ωω2=−ω=21+23i aとbは実数であるという条件に反するので、正三角形の条件は別の式で表される必要があります。 z2−z1=(z3−z1)e±iπ/3 または z1−z2=(z3−z2)e±iπ/3 z2−z1=(az1+bz2−z1)e±iπ/3=((a−1)z1+bz2)e±iπ/3 (z2−z1)e∓iπ/3=(a−1)z1+bz2 e∓iπ/3=21∓23i ここで、条件(A) argz1=argz2+32π を考慮します。 z1=r1eiθ1, z2=r2eiθ2 とすると、θ1=θ2+32π この関係を考えると、幾何的に考察する必要があります。
a=∣z1∣+∣z2∣∣z1∣cos6π b=∣z1∣+∣z2∣∣z2∣cos6π