(1) 図 1 の場合:
* 点 O は三角形 ABC の外心なので、OA = OB = OC が成り立ちます。
* 三角形 OAB は二等辺三角形なので、∠OAB=∠OBA です。同様に、三角形 OAC は二等辺三角形なので、∠OAC=∠OCA です。 * ∠BAC=50∘ なので、∠OAB+∠OAC=50∘ です。 * 三角形 ABC の内角の和は 180∘ なので、∠ABC+∠ACB+∠BAC=180∘ です。 * ∠ABC=∠OBA+α 、∠ACB=∠OCA+β です。 * 点Oは外心なので、∠BOC=2∠BAC=2×50∘=100∘ です。 * 三角形 BOC において、OB = OC なので、∠OBC=∠OCB です。よって、∠OBC=∠OCB=(180∘−100∘)/2=40∘ です。 * したがって、α=β=40∘ です。 (2) 図 2 の場合:
* 点 O は三角形 ABC の外心なので、OA = OB = OC が成り立ちます。
* 三角形 OAB は二等辺三角形なので、∠OAB=∠OBA=25∘ です。同様に、三角形 OAC は二等辺三角形なので、∠OAC=∠OCA=35∘ です。 * α は ∠BOC です。∠BOC=2∠BAC が成り立ちます。 * ∠BAC=∠OAB+∠OAC=25∘+35∘=60∘ です。 * α=∠BOC=2∠BAC=2×60∘=120∘ です。 * 三角形 OBC は二等辺三角形なので、∠OBC=∠OCB=β です。 * ∠OBC+∠OCB+∠BOC=180∘ なので、2β+120∘=180∘ となります。 * 2β=60∘ より、β=30∘ です。