1. 問題の内容
初項が55、公差が-6の等差数列の初項から第 項までの和を とするとき、 の最大値を求める問題です。
2. 解き方の手順
等差数列の一般項を とすると、
ここで、、 なので、
は、等差数列の和の公式より、
を最大にする を求めるために、 を平方完成します。
は整数なので、 が最小となるような を考えます。
なので、 または のとき、 が最大となる可能性があります。
のとき、
のとき、
したがって、 が最大となるのは のときで、その値は です。
あるいは、
となる最大の を求める。
したがって、 で となる。
よって、 が最大となるのは のときである。
3. 最終的な答え
の最大値は 280 である。