1, 2, 3, 4, 5, 6, 7の7個の数字から異なる5個の数字を選んで5桁の整数を作るとき、以下の問いに答えます。 (ア) 作られる5桁の整数は全部で何通りか。 (イ) 作られる5桁の整数のうち、奇数であるものは何通りか。 (ウ) 作られる5桁の整数のうち、千の位の数字と一の位の数字が偶数であるものは何通りか。 (エ) 作られる5桁の整数のうち、4の倍数であるものは何通りか。

算数順列組み合わせ整数場合の数偶数奇数倍数
2025/5/22

1. 問題の内容

1, 2, 3, 4, 5, 6, 7の7個の数字から異なる5個の数字を選んで5桁の整数を作るとき、以下の問いに答えます。
(ア) 作られる5桁の整数は全部で何通りか。
(イ) 作られる5桁の整数のうち、奇数であるものは何通りか。
(ウ) 作られる5桁の整数のうち、千の位の数字と一の位の数字が偶数であるものは何通りか。
(エ) 作られる5桁の整数のうち、4の倍数であるものは何通りか。

2. 解き方の手順

(ア) 異なる7個の数字から5個を選んで並べる順列なので、
7P5=7×6×5×4×3=2520_{7}P_{5} = 7 \times 6 \times 5 \times 4 \times 3 = 2520通り
(イ) 一の位が奇数である必要がある。奇数は1, 3, 5, 7の4個。
まず一の位を決めると4通り。残りの6個から4個を選んで並べる順列は6P4=6×5×4×3=360_{6}P_{4} = 6 \times 5 \times 4 \times 3 = 360通り。
よって4×360=14404 \times 360 = 1440通り。
(ウ) 千の位と一の位が偶数である必要がある。偶数は2, 4, 6の3個。
まず千の位と一の位の数字を決める。これは3P2=3×2=6_{3}P_{2} = 3 \times 2 = 6通り。
残りの5個から3個を選んで並べる順列は5P3=5×4×3=60_{5}P_{3} = 5 \times 4 \times 3 = 60通り。
よって6×60=3606 \times 60 = 360通り。
(エ) 4の倍数となるのは、下2桁が4の倍数となるとき。
下2桁が4の倍数となる組み合わせは、
12, 16, 24, 32, 36, 44, 52, 56, 64, 72, 76
ただし、同じ数字は使えないので、44は除外。
したがって、
12, 16, 24, 32, 36, 52, 56, 64, 72, 76
の10通り。
残りの5個から3個を選んで並べる順列は5P3=5×4×3=60_{5}P_{3} = 5 \times 4 \times 3 = 60通り。
よって10×60=60010 \times 60 = 600通り。

3. 最終的な答え

ア: 2520
イ: 1440
ウ: 360
エ: 600

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