60にできるだけ小さい自然数をかけて、その積がある自然数の2乗になるようにしたい。どのような数をかければよいか。

算数素因数分解平方数約数
2025/5/22

1. 問題の内容

60にできるだけ小さい自然数をかけて、その積がある自然数の2乗になるようにしたい。どのような数をかければよいか。

2. 解き方の手順

ある自然数の2乗になる数は、平方数です。平方数は、素因数分解したときに、すべての素因数の指数が偶数になる数です。
まず、60を素因数分解します。
60=2×30=2×2×15=2×2×3×5=22×3×560 = 2 \times 30 = 2 \times 2 \times 15 = 2 \times 2 \times 3 \times 5 = 2^2 \times 3 \times 5
60の素因数分解は 22×3×52^2 \times 3 \times 5 となります。
ここで、素因数2の指数は2で偶数ですが、素因数3と5の指数は1で奇数です。したがって、60に3と5をかけると、すべての素因数の指数が偶数になり、平方数になります。
3×5=153 \times 5 = 15
したがって、60に15をかけると平方数になります。
60×15=900=30260 \times 15 = 900 = 30^2
15よりも小さい数をかけると平方数にならないことを確認します。
60×1=6060 \times 1 = 60
60×2=12060 \times 2 = 120
60×3=18060 \times 3 = 180
60×4=24060 \times 4 = 240
60×5=30060 \times 5 = 300
60×6=36060 \times 6 = 360
60×7=42060 \times 7 = 420
60×8=48060 \times 8 = 480
60×9=54060 \times 9 = 540
60×10=60060 \times 10 = 600
60×11=66060 \times 11 = 660
60×12=72060 \times 12 = 720
60×13=78060 \times 13 = 780
60×14=84060 \times 14 = 840

3. 最終的な答え

15

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