ある自然数の2乗になる数は、平方数です。平方数は、素因数分解したときに、すべての素因数の指数が偶数になる数です。
まず、60を素因数分解します。
60=2×30=2×2×15=2×2×3×5=22×3×5 60の素因数分解は 22×3×5 となります。 ここで、素因数2の指数は2で偶数ですが、素因数3と5の指数は1で奇数です。したがって、60に3と5をかけると、すべての素因数の指数が偶数になり、平方数になります。
3×5=15 したがって、60に15をかけると平方数になります。
60×15=900=302 15よりも小さい数をかけると平方数にならないことを確認します。
60×1=60 60×2=120 60×3=180 60×4=240 60×5=300 60×6=360 60×7=420 60×8=480 60×9=540 60×10=600 60×11=660 60×12=720 60×13=780 60×14=840