中心が点 $(-2, 4)$ で、直線 $x - 2y - 5 = 0$ に接する円の方程式を求める問題です。

幾何学方程式点と直線の距離接する
2025/5/22

1. 問題の内容

中心が点 (2,4)(-2, 4) で、直線 x2y5=0x - 2y - 5 = 0 に接する円の方程式を求める問題です。

2. 解き方の手順

円の方程式は、中心 (a,b)(a, b)、半径 rr とすると、
(xa)2+(yb)2=r2(x - a)^2 + (y - b)^2 = r^2
で表されます。この問題では、中心が (2,4)(-2, 4) なので、
(x+2)2+(y4)2=r2(x + 2)^2 + (y - 4)^2 = r^2
となります。
次に、円が直線 x2y5=0x - 2y - 5 = 0 に接するという条件から半径 rr を求めます。円の中心から直線までの距離が半径 rr に等しくなります。点 (x0,y0)(x_0, y_0) から直線 ax+by+c=0ax + by + c = 0 までの距離 dd は、次の式で求められます。
d=ax0+by0+ca2+b2d = \frac{|ax_0 + by_0 + c|}{\sqrt{a^2 + b^2}}
今回の場合は、点 (2,4)(-2, 4) から直線 x2y5=0x - 2y - 5 = 0 までの距離なので、
r=1(2)+(2)4512+(2)2=2851+4=155=155=1555=35r = \frac{|1 \cdot (-2) + (-2) \cdot 4 - 5|}{\sqrt{1^2 + (-2)^2}} = \frac{|-2 - 8 - 5|}{\sqrt{1 + 4}} = \frac{|-15|}{\sqrt{5}} = \frac{15}{\sqrt{5}} = \frac{15\sqrt{5}}{5} = 3\sqrt{5}
したがって、r2=(35)2=45r^2 = (3\sqrt{5})^2 = 45 となります。
よって、求める円の方程式は、
(x+2)2+(y4)2=45(x + 2)^2 + (y - 4)^2 = 45
となります。

3. 最終的な答え

(x+2)2+(y4)2=45(x + 2)^2 + (y - 4)^2 = 45

「幾何学」の関連問題

$\angle A = 60^\circ$, $AB = 4$, $CA = 3$ である $\triangle ABC$ について、以下の値を求めます。 (1) $\triangle ABC$ の面...

三角形面積余弦定理三角比
2025/5/22

$\angle A = 60^\circ$, $AB = 4$, $CA = 3$ である $\triangle ABC$ について、面積$S$と辺 $BC$ の長さを求めよ。

三角形面積余弦定理三角比
2025/5/22

$\triangle ABC$ において、$b=2$, $c=\sqrt{2}$, $C=30^\circ$ のとき、$a$, $A$, $B$ を求めよ。

三角形正弦定理三角比角度
2025/5/22

$\angle A = 60^\circ$, $AB = 4$, $CA = 3$ である $\triangle ABC$ について、以下の値を求める問題です。 (1) $\triangle ABC$...

三角形面積余弦定理三角比
2025/5/22

三角形ABCにおいて、$a = \sqrt{2}$, $B = 45^\circ$, $C = 105^\circ$のとき、$b$と$c$の値をそれぞれ求めよ。

三角形正弦定理三角比角度
2025/5/22

三角形ABCにおいて、$a = \sqrt{5}$, $b = \sqrt{2}$, $c = 1$であるとき、角Aの大きさを求めよ。

三角形余弦定理角度
2025/5/22

三角形ABCにおいて、$b=4\sqrt{3}$、$c=4$、$A=30^\circ$であるとき、$a$と$B$をそれぞれ求めよ。

三角比余弦定理正弦定理三角形
2025/5/22

三角形ABCにおいて、辺aの長さが$\sqrt{13}$、辺bの長さが3、辺cの長さが4であるとき、角Aの大きさを求めよ。

三角形余弦定理角度
2025/5/22

三角形ABCにおいて、辺b=2、辺c=3、角A=60°であるとき、辺BCの長さを求めよ。

三角形余弦定理辺の長さ角度
2025/5/22

三角形ABCにおいて、角A = 60度、角B = 45度、辺AC = $\sqrt{6}$であるとき、この三角形の外接円の半径Rを求めなさい。

三角形外接円正弦定理角度
2025/5/22