三角形ABCにおいて、$a = \sqrt{5}$, $b = \sqrt{2}$, $c = 1$であるとき、角Aの大きさを求めよ。

幾何学三角形余弦定理角度
2025/5/22

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、a=5a = \sqrt{5}, b=2b = \sqrt{2}, c=1c = 1であるとき、角Aの大きさを求めよ。

2. 解き方の手順

余弦定理を用いて角Aを求める。余弦定理は以下のように表される。
a2=b2+c22bccosAa^2 = b^2 + c^2 - 2bc\cos{A}
この式をcosA\cos{A}について解くと、
cosA=b2+c2a22bc\cos{A} = \frac{b^2 + c^2 - a^2}{2bc}
与えられた値を代入して計算する。
a=5,b=2,c=1a = \sqrt{5}, b = \sqrt{2}, c = 1より
cosA=(2)2+12(5)2221=2+1522=222=12=22\cos{A} = \frac{(\sqrt{2})^2 + 1^2 - (\sqrt{5})^2}{2 \cdot \sqrt{2} \cdot 1} = \frac{2 + 1 - 5}{2\sqrt{2}} = \frac{-2}{2\sqrt{2}} = -\frac{1}{\sqrt{2}} = -\frac{\sqrt{2}}{2}
cosA=22\cos{A} = -\frac{\sqrt{2}}{2}を満たすAの角度は、A=135A = 135^\circである。

3. 最終的な答え

135°

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