水平投射された小球に関する問題です。重力加速度は $9.80 \ m/s^2$ であり、ビルの屋上から水平方向に $14.7 \ m/s$ の速度で小球を投射したところ、$2.00 \ s$ 後に地面に落下しました。ビルの高さ、水平距離、および落下直前の小球の速度を有効数字3桁で求める必要があります。
2025/5/22
1. 問題の内容
水平投射された小球に関する問題です。重力加速度は であり、ビルの屋上から水平方向に の速度で小球を投射したところ、 後に地面に落下しました。ビルの高さ、水平距離、および落下直前の小球の速度を有効数字3桁で求める必要があります。
2. 解き方の手順
(1) ビルの高さ:
自由落下運動の公式を使います。小球は鉛直方向に初速度0で落下するので、落下距離(ビルの高さ) は、
で計算できます。ここで、、 です。
(2) 水平距離:
水平方向には等速直線運動をするので、水平距離 は、
で計算できます。ここで、、 です。
(3) 落下直前の速度:
落下直前の鉛直方向の速度 は、
で計算できます。ここで、、 です。
落下直前の速度の大きさ は、水平方向の速度 と鉛直方向の速度 のベクトル和の大きさで求められます。
3. 最終的な答え
(1) ビルの高さ: 19.6 m
(2) 水平距離: 29.4 m
(3) 落下直前の速度: 24.5 m/s