長方形ABCDにおいて、BC = 16cmである。BCを直径とする半円と、Cを中心とする半径8cmの扇形が描かれている。影の部分XとYの面積が等しいとき、ABの長さを求める。

幾何学図形面積長方形半円扇形
2025/3/24

1. 問題の内容

長方形ABCDにおいて、BC = 16cmである。BCを直径とする半円と、Cを中心とする半径8cmの扇形が描かれている。影の部分XとYの面積が等しいとき、ABの長さを求める。

2. 解き方の手順

長方形ABCDの面積をSとする。
半円の面積をS半円S_{半円}、扇形の面積をS扇形S_{扇形}とする。
影の部分Xの面積をSXS_X、影の部分Yの面積をSYS_Yとする。
SX=SS半円(S扇形SY)S_X = S - S_{半円} - (S_{扇形} - S_Y)
条件より、SX=SYS_X = S_Yであるから、
SY=SS半円(S扇形SY)S_Y = S - S_{半円} - (S_{扇形} - S_Y)
0=SS半円S扇形0 = S - S_{半円} - S_{扇形}
S=S半円+S扇形S = S_{半円} + S_{扇形}
ここで、S=AB×BC=16ABS = AB \times BC = 16AB
S半円=12π(BC2)2=12π(8)2=32πS_{半円} = \frac{1}{2} \pi (\frac{BC}{2})^2 = \frac{1}{2} \pi (8)^2 = 32\pi
S扇形=14π(8)2=16πS_{扇形} = \frac{1}{4} \pi (8)^2 = 16\pi
したがって、
16AB=32π+16π16AB = 32\pi + 16\pi
16AB=48π16AB = 48\pi
AB=3πAB = 3\pi

3. 最終的な答え

3π3\pi cm

「幾何学」の関連問題

点 $(5, 2, -3)$ を通り、直線 $x = 2 + 3t$, $y = 1 - t$, $z = 3 - 2t$ (tは実数)に平行な直線の方程式を求める問題です。

ベクトル直線平面交点
2025/7/29

2点 $A(0, 1)$ と $B(2, 3)$ が与えられている。以下の2つの問題を解く。 (1) 2点A, B間の距離を求める。 (2) 点Bからの距離が5であるx軸上の点Pの座標を求める。

距離座標平面幾何
2025/7/29

直線 $l: y = x + 8$ と直線 $m: y = -2x + 20$ がある。直線 $l$ と $m$ の交点をAとし、直線 $l$ と $x$ 軸の交点をB、直線 $m$ と $x$ 軸の...

座標平面直線三角形面積交点連立方程式
2025/7/29

直線 $l: y = x + 8$ と直線 $m: y = -2x + 20$ がある。 直線 $l$ と $m$ の交点を A, 直線 $l$ と $x$ 軸の交点を B, 直線 $m$ と $x$...

座標平面直線三角形の面積中点連立方程式
2025/7/29

図形の面積を求める問題です。具体的には、(1)長方形、(2)正方形、(3)平行四辺形、(4)三角形の面積を計算します。

面積長方形正方形平行四辺形三角形
2025/7/29

点Oを中心とする円Oがあり、円外の点Pから2本の直線を引き、円Oとの交点をA, B, C, Dとする。AB=8, AP=10, CD=3であり、線分BCは円の中心Oを通る。このとき、以下の問いに答えよ...

方べきの定理相似面積半径
2025/7/29

与えられたグラフの直線の式を求める問題です。グラフから、x切片が1、y切片が3であることが読み取れます。

グラフ直線の式切片傾き
2025/7/29

与えられた図形を隙間なく敷き詰めて正方形を作るのに、最低何枚必要か。図形には長さの情報が書き込まれています。

図形敷き詰め面積正方形
2025/7/29

正八面体の展開図として正しいものが、選択肢1から5のうちどれか答える問題です。

正八面体展開図立体図形
2025/7/29

展開図を組み立てて正八面体を作ったとき、面「キ」と隣り合う面はどれかを選ぶ問題です。

立体図形正八面体展開図空間認識
2025/7/29