直線 $l: y = x + 8$ と直線 $m: y = -2x + 20$ がある。 直線 $l$ と $m$ の交点を A, 直線 $l$ と $x$ 軸の交点を B, 直線 $m$ と $x$ 軸の交点を C とする。 原点 O を通り、三角形 ABC の面積を二等分する直線の式を求めよ。

幾何学座標平面直線三角形の面積中点連立方程式
2025/7/29

1. 問題の内容

直線 l:y=x+8l: y = x + 8 と直線 m:y=2x+20m: y = -2x + 20 がある。
直線 llmm の交点を A, 直線 llxx 軸の交点を B, 直線 mmxx 軸の交点を C とする。
原点 O を通り、三角形 ABC の面積を二等分する直線の式を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、点 A, B, C の座標を求める。
- 点 A は直線 llmm の交点なので、連立方程式
y=x+8y = x + 8
y=2x+20y = -2x + 20
を解く。x+8=2x+20x + 8 = -2x + 20 より 3x=123x = 12, x=4x = 4。したがって、y=4+8=12y = 4 + 8 = 12
よって、A(4, 12)。
- 点 B は直線 llxx 軸の交点なので、y=0y = 0y=x+8y = x + 8 に代入すると 0=x+80 = x + 8, x=8x = -8
よって、B(-8, 0)。
- 点 C は直線 mmxx 軸の交点なので、y=0y = 0y=2x+20y = -2x + 20 に代入すると 0=2x+200 = -2x + 20, 2x=202x = 20, x=10x = 10
よって、C(10, 0)。
三角形 ABC の面積を二等分する直線は、辺 BC の中点を通る。
BC の中点を M とすると、M の座標は
M=(8+102,0+02)=(1,0)M = (\frac{-8 + 10}{2}, \frac{0 + 0}{2}) = (1, 0)
原点 O を通り、点 M(1, 0) を通る直線の式は、y=axy = ax とおける。
点 M(1, 0) を通るので、0=a10 = a * 1。したがって、a=0a = 0
よって、求める直線の式は y=0y = 0

3. 最終的な答え

y=0y = 0

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