2つの円が点Pで接しているので、点Pにおける共通接線を引くことができる。この共通接線と弦で作る角は、その弦に対する円周角と等しい。
まず、∠BPD を求める。 ∠BPD=180∘−∠BPC=180∘−55∘=125∘ 次に、円の接線と弦の関係を利用する。点Pにおける共通接線を引くと、∠APB=θ より、∠BPC=55∘ なので、∠PCD=45∘ であることから、∠ABP=∠PCD=45∘ である。同様に、∠CDP=∠PAB=θ となる。 ここで、四角形 ABPD の内角の和は 360∘ であるから、 ∠A+∠B+∠D+∠P=360∘ θ+45∘+45∘+125∘=360∘ θ+∠ADP+∠BAP+55∘+45∘=360∘ ∠BAP=∠CDP ∠ABP=∠DCP θ=∠ADP+∠BAP ∠CPD=45∘ より、∠PAD=180∘−55∘=125∘. ∠ABP=45∘. 三角形 ABP において、∠APB=θ なので、θ+∠ABP+∠BAP=180∘. ∠BAP=180∘−55∘−∠CBP=70∘ ∠CDP=∠CBP=45∘. ∠ADB=∠BAP−45=30∘. θ+45∘+∠ADB=180∘ ∠ABP=∠CPD=45∘ ∠CPD=45∘ から円周角の定理より∠CPD=∠CAD ∠APB=θ ∠BPC=55∘ ∠CPD=45∘ よって、∠APD=55∘+45∘=100∘ ∠PAB=x とすると、三角形ABPで θ+x+45∘=180∘.よって、x=135∘−θ 三角形CDPで ∠CDP=θなので、45∘+θ+y=180∘よって、y=135∘−θ。 ∠BPD=180∘−55∘=125∘. 四角形ABPDの内角の和は360∘なので θ+45∘+45∘+125∘=360∘ θ=180∘−45∘−45∘−125∘=360∘−215∘=75∘. θ=70∘.