2つの円が点Pで接している。一方の円には角$\theta$、67°をもつ三角形が内接しており、もう一方の円には47°をもつ三角形が内接している。角$\theta$の大きさを求める。
2025/7/31
1. 問題の内容
2つの円が点Pで接している。一方の円には角、67°をもつ三角形が内接しており、もう一方の円には47°をもつ三角形が内接している。角の大きさを求める。
2. 解き方の手順
* 円周角の定理より、より、弧ABに対する円周角は等しいので、となる。
* 同様に、より、弧CDに対する円周角は等しいので、となる。
* 点Pにおける接線を引くと、接弦定理より、に対してとなる。同様に、に対してとなる。
* 点Pにおける接線において、の対頂角はの対頂角と等しい。なので、の対頂角と、の対頂角を足し合わせると180°になる。
つまり、となる。しかしとは向かい合っている角なので180°になるはず。
* 点Pを通る共通接線について、接弦定理より、となる。また、となる。
* は一直線上にあるので、となる。したがって、であり、より。これはおかしい。
* でなので、。同様にとなる。また、接弦定理より、となる。
* 三角形APBにおいて、内角の和は180°なので、となる。
となる。