点 $(5, 2, -3)$ を通り、直線 $x = 2 + 3t$, $y = 1 - t$, $z = 3 - 2t$ (tは実数)に平行な直線の方程式を求める問題です。

幾何学ベクトル直線平面交点
2025/7/29
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5. 直線の方程式を求める問題

1. 問題の内容

(5,2,3)(5, 2, -3) を通り、直線 x=2+3tx = 2 + 3t, y=1ty = 1 - t, z=32tz = 3 - 2t (tは実数)に平行な直線の方程式を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、与えられた直線の方向ベクトルを求めます。
与えられた直線の方程式はパラメータ表示されているので、方向ベクトルは tt の係数から読み取れます。
この場合、方向ベクトルは v=(3,1,2)\vec{v} = (3, -1, -2) です。
求める直線は、点 (5,2,3)(5, 2, -3) を通り、方向ベクトル v=(3,1,2)\vec{v} = (3, -1, -2) を持つので、その方程式はパラメータ表示で次のように表されます。
x=5+3sx = 5 + 3s
y=2sy = 2 - s
z=32sz = -3 - 2s
ここで、ss は実数パラメータです。

3. 最終的な答え

求める直線の方程式は、パラメータ表示で次のようになります。
x=5+3sx = 5 + 3s, y=2sy = 2 - s, z=32sz = -3 - 2s (sは実数)
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6. 平行条件から定数を定める問題

1. 問題の内容

平面 ax+6y2z+1=0ax + 6y - 2z + 1 = 0 と直線 x11=y+12=z35\frac{x-1}{-1} = \frac{y+1}{2} = \frac{z-3}{5} が平行になるように定数 aa の値を定める問題です。

2. 解き方の手順

まず、与えられた平面の法線ベクトルを求めます。
平面の方程式から、法線ベクトルは n=(a,6,2)\vec{n} = (a, 6, -2) となります。
次に、与えられた直線の方向ベクトルを求めます。
直線の方程式から、方向ベクトルは v=(1,2,5)\vec{v} = (-1, 2, 5) となります。
平面と直線が平行である条件は、直線の方向ベクトルが平面の法線ベクトルと垂直であることです。
つまり、nv=0\vec{n} \cdot \vec{v} = 0 が成り立ちます。
nv=a(1)+6(2)+(2)(5)=a+1210=a+2=0\vec{n} \cdot \vec{v} = a(-1) + 6(2) + (-2)(5) = -a + 12 - 10 = -a + 2 = 0
したがって、a=2a = 2 となります。

3. 最終的な答え

a=2a = 2
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7. 平面と直線の交点を求める問題

1. 問題の内容

(2,1,6)(2, -1, 6) を通りベクトル (3,1,1)(3, 1, -1) に垂直な平面と、直線 x2=y23=z2\frac{x}{-2} = \frac{y-2}{3} = \frac{z}{2} の交点を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、平面の方程式を求めます。
(2,1,6)(2, -1, 6) を通り、法線ベクトルが n=(3,1,1)\vec{n} = (3, 1, -1) の平面の方程式は、次のようになります。
3(x2)+1(y+1)1(z6)=03(x - 2) + 1(y + 1) - 1(z - 6) = 0
3x6+y+1z+6=03x - 6 + y + 1 - z + 6 = 0
3x+yz+1=03x + y - z + 1 = 0
次に、直線をパラメータ表示します。
x2=y23=z2=t\frac{x}{-2} = \frac{y-2}{3} = \frac{z}{2} = t とすると、
x=2tx = -2t
y=3t+2y = 3t + 2
z=2tz = 2t
これらの値を平面の方程式に代入して、tt を求めます。
3(2t)+(3t+2)(2t)+1=03(-2t) + (3t + 2) - (2t) + 1 = 0
6t+3t+22t+1=0-6t + 3t + 2 - 2t + 1 = 0
5t+3=0-5t + 3 = 0
5t=35t = 3
t=35t = \frac{3}{5}
求めた tt の値を直線の方程式に代入して、交点の座標を求めます。
x=235=65x = -2 \cdot \frac{3}{5} = -\frac{6}{5}
y=335+2=95+105=195y = 3 \cdot \frac{3}{5} + 2 = \frac{9}{5} + \frac{10}{5} = \frac{19}{5}
z=235=65z = 2 \cdot \frac{3}{5} = \frac{6}{5}

3. 最終的な答え

交点の座標は (65,195,65)\left(-\frac{6}{5}, \frac{19}{5}, \frac{6}{5}\right) です。
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8. 直線と球の交点を求める問題

1. 問題の内容

C(4,1,3)C(4, 1, -3) を通りベクトル (2,2,1)(2, 2, -1) に平行な直線と、点 CC を中心とする半径 6 の球との交点を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、直線の方程式をパラメータ表示します。
C(4,1,3)C(4, 1, -3) を通り、方向ベクトル v=(2,2,1)\vec{v} = (2, 2, -1) に平行な直線の方程式は次のようになります。
x=4+2tx = 4 + 2t
y=1+2ty = 1 + 2t
z=3tz = -3 - t
次に、球の方程式を求めます。
中心が C(4,1,3)C(4, 1, -3) で半径が 6 の球の方程式は次のようになります。
(x4)2+(y1)2+(z+3)2=62=36(x - 4)^2 + (y - 1)^2 + (z + 3)^2 = 6^2 = 36
直線の方程式を球の方程式に代入して、tt を求めます。
(4+2t4)2+(1+2t1)2+(3t+3)2=36(4 + 2t - 4)^2 + (1 + 2t - 1)^2 + (-3 - t + 3)^2 = 36
(2t)2+(2t)2+(t)2=36(2t)^2 + (2t)^2 + (-t)^2 = 36
4t2+4t2+t2=364t^2 + 4t^2 + t^2 = 36
9t2=369t^2 = 36
t2=4t^2 = 4
t=±2t = \pm 2
t=2t = 2 のとき
x=4+2(2)=8x = 4 + 2(2) = 8
y=1+2(2)=5y = 1 + 2(2) = 5
z=32=5z = -3 - 2 = -5
t=2t = -2 のとき
x=4+2(2)=0x = 4 + 2(-2) = 0
y=1+2(2)=3y = 1 + 2(-2) = -3
z=3(2)=1z = -3 - (-2) = -1

3. 最終的な答え

交点の座標は (8,5,5)(8, 5, -5)(0,3,1)(0, -3, -1) です。

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