ベクトル $\vec{a} = (3, -1)$ と $\vec{b} = (7-2x, -5+x)$ について、以下の問いに答えます。 (1) $\vec{a}$ と $\vec{b}$ が平行になるように、$x$ の値を定めます。 (2) $\vec{a}$ と $\vec{b}$ が垂直になるように、$x$ の値を定めます。

代数学ベクトルベクトルの平行条件ベクトルの垂直条件内積連立方程式
2025/5/28

1. 問題の内容

ベクトル a=(3,1)\vec{a} = (3, -1)b=(72x,5+x)\vec{b} = (7-2x, -5+x) について、以下の問いに答えます。
(1) a\vec{a}b\vec{b} が平行になるように、xx の値を定めます。
(2) a\vec{a}b\vec{b} が垂直になるように、xx の値を定めます。

2. 解き方の手順

(1) a\vec{a}b\vec{b} が平行であるとき、b=ka\vec{b} = k\vec{a} となる実数 kk が存在します。つまり、
(72x,5+x)=k(3,1)=(3k,k)(7-2x, -5+x) = k(3, -1) = (3k, -k)
したがって、以下の連立方程式が成り立ちます。
72x=3k7-2x = 3k
5+x=k-5+x = -k
2つ目の式より、k=5xk=5-x。これを1つ目の式に代入すると、
72x=3(5x)7-2x = 3(5-x)
72x=153x7-2x = 15-3x
x=8x = 8
(2) a\vec{a}b\vec{b} が垂直であるとき、ab=0\vec{a} \cdot \vec{b} = 0 となります。つまり、
(3,1)(72x,5+x)=0(3, -1) \cdot (7-2x, -5+x) = 0
3(72x)+(1)(5+x)=03(7-2x) + (-1)(-5+x) = 0
216x+5x=021 - 6x + 5 - x = 0
267x=026 - 7x = 0
7x=267x = 26
x=267x = \frac{26}{7}

3. 最終的な答え

(1) a\vec{a}b\vec{b} が平行になる時の xx の値は x=8x = 8
(2) a\vec{a}b\vec{b} が垂直になる時の xx の値は x=267x = \frac{26}{7}

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