101以上250以下の自然数のうち、3の倍数でも4の倍数でもないものの個数を求める。

算数倍数集合包除原理
2025/5/30

1. 問題の内容

101以上250以下の自然数のうち、3の倍数でも4の倍数でもないものの個数を求める。

2. 解き方の手順

まず、101以上250以下の自然数の個数を求める。
次に、101以上250以下の3の倍数の個数を求める。
次に、101以上250以下の4の倍数の個数を求める。
次に、101以上250以下の3の倍数かつ4の倍数、つまり12の倍数の個数を求める。
求める個数は、
(101以上250以下の自然数の個数)-(101以上250以下の3の倍数の個数)-(101以上250以下の4の倍数の個数)+(101以上250以下の12の倍数の個数)
で求めることができる。
101以上250以下の自然数の個数:
250101+1=150250 - 101 + 1 = 150
101以上250以下の3の倍数の個数:
101÷3=33.66101 \div 3 = 33.66\dots より、101以上の最小の3の倍数は 34×3=10234 \times 3 = 102
250÷3=83.33250 \div 3 = 83.33\dots より、250以下の最大の3の倍数は 83×3=24983 \times 3 = 249
したがって、3の倍数の個数は 8334+1=5083 - 34 + 1 = 50
101以上250以下の4の倍数の個数:
101÷4=25.25101 \div 4 = 25.25 より、101以上の最小の4の倍数は 26×4=10426 \times 4 = 104
250÷4=62.5250 \div 4 = 62.5 より、250以下の最大の4の倍数は 62×4=24862 \times 4 = 248
したがって、4の倍数の個数は 6226+1=3762 - 26 + 1 = 37
101以上250以下の12の倍数の個数:
101÷12=8.41101 \div 12 = 8.41\dots より、101以上の最小の12の倍数は 9×12=1089 \times 12 = 108
250÷12=20.83250 \div 12 = 20.83\dots より、250以下の最大の12の倍数は 20×12=24020 \times 12 = 240
したがって、12の倍数の個数は 209+1=1220 - 9 + 1 = 12
求める個数は、
1505037+12=75150 - 50 - 37 + 12 = 75

3. 最終的な答え

75

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