40人のクラスで100点満点の試験が行われた。未受験者がいたものの、平均点は60点であった。未受験者に対しては後日100点満点の追試験を行い、本試験の結果と合わせた40人の平均点は65点になった。このことから、本試験未受験者の最小人数と、本試験未受験者が10名の場合の10名の平均点を求める。
2025/5/31
1. 問題の内容
40人のクラスで100点満点の試験が行われた。未受験者がいたものの、平均点は60点であった。未受験者に対しては後日100点満点の追試験を行い、本試験の結果と合わせた40人の平均点は65点になった。このことから、本試験未受験者の最小人数と、本試験未受験者が10名の場合の10名の平均点を求める。
2. 解き方の手順
(1) 本試験の未受験者の最小人数を求める。
まず、本試験の総得点を計算する。平均点が60点なので、
点
次に、追試験後の総得点を計算する。平均点が65点なので、
点
追試験によって増えた得点は、
点
この増えた得点は、未受験者が追試験で得た点数の合計である。
未受験者が追試験で全員100点を取ったと仮定すると、未受験者の人数を最小にできる。
したがって、未受験者の最小人数は、
人
(2) 本試験の未受験者が10名の場合の平均点を求める。
未受験者が10名なので、追試験によって増えた得点は200点である。
この200点は、10人の未受験者が追試験で得た点数の合計である。
したがって、10人の未受験者の平均点は、
点
本試験の平均点は、追試後の平均点を考慮して、
本試験の未受験者以外の受験者数をとする。
本試験の未受験者10人の合計点をとする。
追試後の平均点は65点なので、
10人の平均点は 点
3. 最終的な答え
本試験未受験者の最小人数は2名である。
本試験未受験者が10名の場合、この10名の平均点は60点である。