以下の3つの等差数列の和を求める問題です。 (1) $50 + 51 + 52 + ... + 100$ (2) $1 + 3 + 5 + ... + 101$ (奇数の和) (3) $2 + 4 + 6 + ... + 150$ (偶数の和)

算数等差数列数列の和計算
2025/6/4

1. 問題の内容

以下の3つの等差数列の和を求める問題です。
(1) 50+51+52+...+10050 + 51 + 52 + ... + 100
(2) 1+3+5+...+1011 + 3 + 5 + ... + 101 (奇数の和)
(3) 2+4+6+...+1502 + 4 + 6 + ... + 150 (偶数の和)

2. 解き方の手順

等差数列の和の公式を使います。等差数列の和の公式は、
S=n(a1+an)2S = \frac{n(a_1 + a_n)}{2}
ここで、SSは数列の和、nnは項数、a1a_1は初項、ana_nは末項です。
(1) 50+51+52+...+10050 + 51 + 52 + ... + 100
初項 a1=50a_1 = 50, 末項 an=100a_n = 100 です。項数は 10050+1=51100 - 50 + 1 = 51 です。したがって、n=51n = 51 です。
S=51(50+100)2=51(150)2=51×75=3825S = \frac{51(50 + 100)}{2} = \frac{51(150)}{2} = 51 \times 75 = 3825
(2) 1+3+5+...+1011 + 3 + 5 + ... + 101 (奇数の和)
初項 a1=1a_1 = 1, 末項 an=101a_n = 101 です。公差は 22 です。
一般項は、an=a1+(n1)da_n = a_1 + (n-1)d より、101=1+(n1)2101 = 1 + (n-1)2
100=(n1)2100 = (n-1)2
50=n150 = n-1
n=51n = 51
したがって、
S=51(1+101)2=51(102)2=51×51=2601S = \frac{51(1 + 101)}{2} = \frac{51(102)}{2} = 51 \times 51 = 2601
(3) 2+4+6+...+1502 + 4 + 6 + ... + 150 (偶数の和)
初項 a1=2a_1 = 2, 末項 an=150a_n = 150 です。公差は 22 です。
一般項は、an=a1+(n1)da_n = a_1 + (n-1)d より、150=2+(n1)2150 = 2 + (n-1)2
148=(n1)2148 = (n-1)2
74=n174 = n-1
n=75n = 75
したがって、
S=75(2+150)2=75(152)2=75×76=5700S = \frac{75(2 + 150)}{2} = \frac{75(152)}{2} = 75 \times 76 = 5700

3. 最終的な答え

(1) 3825
(2) 2601
(3) 5700

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