0, 1, 2, 3, 4, 5の6個の数字から異なる数字を選んで整数を作るとき、以下の問いに答える。 (1) 4桁の整数は何個できるか。 (2) 4桁の奇数は何個できるか。 (3) 4桁の偶数は何個できるか。 (4) 4桁の5の倍数は何個できるか。 (5) 320より大きい3桁の整数は何個できるか。
2025/6/1
1. 問題の内容
0, 1, 2, 3, 4, 5の6個の数字から異なる数字を選んで整数を作るとき、以下の問いに答える。
(1) 4桁の整数は何個できるか。
(2) 4桁の奇数は何個できるか。
(3) 4桁の偶数は何個できるか。
(4) 4桁の5の倍数は何個できるか。
(5) 320より大きい3桁の整数は何個できるか。
2. 解き方の手順
(1) 4桁の整数
4桁の整数の千の位は0以外の数字である必要がある。つまり、千の位に使える数字は1, 2, 3, 4, 5の5通り。
百の位は千の位で使用した数字以外の5通り。
十の位は千の位と百の位で使用した数字以外の4通り。
一の位は千の位、百の位、十の位で使用した数字以外の3通り。
よって、4桁の整数の個数は 個。
(2) 4桁の奇数
一の位が奇数である必要がある。一の位に使える数字は1, 3, 5の3通り。
千の位は0と一の位で使用した数字以外の4通り。
百の位は千の位と一の位で使用した数字以外の4通り。
十の位は千の位、百の位、一の位で使用した数字以外の3通り。
よって、4桁の奇数の個数は 個。
(3) 4桁の偶数
4桁の整数は300個、4桁の奇数は144個であるから、4桁の偶数の個数は 個。
(4) 4桁の5の倍数
一の位が0または5である必要がある。
(i) 一の位が0の場合
千の位は0以外の5通り。
百の位は千の位と一の位で使用した数字以外の4通り。
十の位は千の位、百の位、一の位で使用した数字以外の3通り。
よって、この場合は個。
(ii) 一の位が5の場合
千の位は0と5以外の4通り。
百の位は千の位と一の位で使用した数字以外の4通り。
十の位は千の位、百の位、一の位で使用した数字以外の3通り。
よって、この場合は個。
したがって、4桁の5の倍数の個数は 個。
(5) 320より大きい3桁の整数
百の位が3の場合、十の位は2, 4, 5のいずれかである必要がある。
(i) 百の位が3, 十の位が2の場合、一の位は0, 1, 4, 5の4通り。
(ii) 百の位が3, 十の位が4の場合、一の位は0, 1, 2, 5の4通り。
(iii) 百の位が3, 十の位が5の場合、一の位は0, 1, 2, 4の4通り。
百の位が4の場合、十の位は0, 1, 2, 3, 5の5通り。一の位は残りの4通り。よって通り。
百の位が5の場合、十の位は0, 1, 2, 3, 4の5通り。一の位は残りの4通り。よって通り。
したがって、320より大きい3桁の整数の個数は 個。
3. 最終的な答え
(1) 300個
(2) 144個
(3) 156個
(4) 108個
(5) 52個