1から100までの整数のうち、以下の条件を満たすものの個数をそれぞれ求めます。 (1) 2と3の少なくとも一方で割り切れる数 (2) 2でも3でも割り切れない数 (3) 2で割り切れるが、3で割り切れない数 (4) 3で割り切れるが、2で割り切れない数

算数整数約数倍数集合
2025/6/1

1. 問題の内容

1から100までの整数のうち、以下の条件を満たすものの個数をそれぞれ求めます。
(1) 2と3の少なくとも一方で割り切れる数
(2) 2でも3でも割り切れない数
(3) 2で割り切れるが、3で割り切れない数
(4) 3で割り切れるが、2で割り切れない数

2. 解き方の手順

(1) 2と3の少なくとも一方で割り切れる数
2で割り切れる数の個数をAA、3で割り切れる数の個数をBB、2と3の両方で割り切れる数(つまり6で割り切れる数)の個数をABA \cap Bとすると、求める個数はAB=A+BABA \cup B = A + B - A \cap Bで計算できます。
A=1002=50A = \lfloor\frac{100}{2}\rfloor = 50
B=1003=33B = \lfloor\frac{100}{3}\rfloor = 33
AB=1006=16A \cap B = \lfloor\frac{100}{6}\rfloor = 16
したがって、求める個数は 50+3316=6750 + 33 - 16 = 67
(2) 2でも3でも割り切れない数
1から100までの整数の個数から、(1)で求めた2と3の少なくとも一方で割り切れる数の個数を引けばよいです。
10067=33100 - 67 = 33
(3) 2で割り切れるが、3で割り切れない数
2で割り切れる数の個数から、2と3の両方で割り切れる数(つまり6で割り切れる数)の個数を引けばよいです。
5016=3450 - 16 = 34
(4) 3で割り切れるが、2で割り切れない数
3で割り切れる数の個数から、2と3の両方で割り切れる数(つまり6で割り切れる数)の個数を引けばよいです。
3316=1733 - 16 = 17

3. 最終的な答え

(1) 67個
(2) 33個
(3) 34個
(4) 17個

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