真空中に1.0 m隔てて+1.0 Cと-2.0 Cの電荷がある。この2つの電荷にはたらく静電気力は斥力、引力のどちらか、またその大きさを求めよ(有効数字2桁)。ただし、クーロンの法則の比例定数は$9.0 \times 10^9 \text{ N} \cdot \text{m}^2 / \text{C}^2$とする。
2025/3/26
1. 問題の内容
真空中に1.0 m隔てて+1.0 Cと-2.0 Cの電荷がある。この2つの電荷にはたらく静電気力は斥力、引力のどちらか、またその大きさを求めよ(有効数字2桁)。ただし、クーロンの法則の比例定数はとする。
2. 解き方の手順
(a) 静電気力の種類:電荷の符号が異なるとき、静電気力は引力である。
(1) 静電気力の大きさ:クーロンの法則を用いて静電気力の大きさを計算する。クーロンの法則は以下の通りである。
ここで、は静電気力の大きさ、はクーロンの法則の比例定数、とは電荷の大きさ、は電荷間の距離である。
問題文に与えられた値を用いて、を計算する。
有効数字2桁で表すと、となる。
(2) 静電気力の大きさを(1) Nの形で表す。(1)の答えは1.8なので、(1)に1.8を代入する。
3. 最終的な答え
(a) 引力
(1) 1.8
(2) 10