x軸上を運動する物体の平均の加速度を求める問題です。 (1) 静止していた自動車が4.0秒後に16 m/sの速さになったときの平均の加速度を求めます。 (2) 正の向きに1.0 m/sで進んでいた力学台車が、4.0秒後に負の向きに3.0 m/sの速さになったときの平均の加速度を求めます。

応用数学物理運動加速度力学
2025/6/2

1. 問題の内容

x軸上を運動する物体の平均の加速度を求める問題です。
(1) 静止していた自動車が4.0秒後に16 m/sの速さになったときの平均の加速度を求めます。
(2) 正の向きに1.0 m/sで進んでいた力学台車が、4.0秒後に負の向きに3.0 m/sの速さになったときの平均の加速度を求めます。

2. 解き方の手順

平均の加速度は、速度の変化量を時間で割ることによって求められます。
平均の加速度 aˉ\bar{a} は、次のように計算できます。
aˉ=ΔvΔt=vfvitfti\bar{a} = \frac{\Delta v}{\Delta t} = \frac{v_f - v_i}{t_f - t_i}
ここで、viv_i は初期速度、vfv_f は最終速度、tit_i は初期時刻、tft_f は最終時刻です。
(1) 初期速度 vi=0v_i = 0 m/s、最終速度 vf=16v_f = 16 m/s、時間変化 Δt=4.0\Delta t = 4.0 sです。したがって、平均の加速度は、
aˉ=1604.0=4.0\bar{a} = \frac{16 - 0}{4.0} = 4.0 m/s2^2
(2) 初期速度 vi=1.0v_i = 1.0 m/s、最終速度 vf=3.0v_f = -3.0 m/s (負の向きに3.0 m/s)、時間変化 Δt=4.0\Delta t = 4.0 sです。したがって、平均の加速度は、
aˉ=3.01.04.0=4.04.0=1.0\bar{a} = \frac{-3.0 - 1.0}{4.0} = \frac{-4.0}{4.0} = -1.0 m/s2^2

3. 最終的な答え

(1) 平均の加速度は、正の向きに4.0 m/s2^2です。
(2) 平均の加速度は、負の向きに1.0 m/s2^2です。

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