ある高校の去年の入学志願者数は男女合わせて600人だった。今年は去年に比べ、男子が10%減り、女子が20%増えて、男女合わせて615人になった。今年の男子、女子の入学志願者数をそれぞれ求める。

代数学連立方程式文章問題割合方程式
2025/6/3

1. 問題の内容

ある高校の去年の入学志願者数は男女合わせて600人だった。今年は去年に比べ、男子が10%減り、女子が20%増えて、男女合わせて615人になった。今年の男子、女子の入学志願者数をそれぞれ求める。

2. 解き方の手順

まず、去年の男子の人数をxx人、女子の人数をyy人とします。
去年の人数に関する式は次のようになります。
x+y=600x + y = 600
今年の人数は、男子が10%減り、女子が20%増えたので、今年の男子の人数は0.9x0.9x人、女子の人数は1.2y1.2y人となります。今年の人数に関する式は次のようになります。
0.9x+1.2y=6150.9x + 1.2y = 615
この連立方程式を解きます。
まず、最初の式から yy を求めます。
y=600xy = 600 - x
これを2番目の式に代入します。
0.9x+1.2(600x)=6150.9x + 1.2(600 - x) = 615
0.9x+7201.2x=6150.9x + 720 - 1.2x = 615
0.3x=615720-0.3x = 615 - 720
0.3x=105-0.3x = -105
x=1050.3=350x = \frac{-105}{-0.3} = 350
したがって、去年の男子の人数は350人です。
去年の女子の人数は、
y=600x=600350=250y = 600 - x = 600 - 350 = 250
去年の女子の人数は250人です。
今年の男子の人数は、
0.9x=0.9×350=3150.9x = 0.9 \times 350 = 315
今年の女子の人数は、
1.2y=1.2×250=3001.2y = 1.2 \times 250 = 300

3. 最終的な答え

今年の男子の入学志願者数は315人、女子の入学志願者数は300人です。

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