以下の連立方程式を解く問題です。 $ \begin{cases} x + y - z = 4 \\ x^2 + y^2 - 2z^2 = 3 \\ x^3 + y^3 - 3z^3 = -28 \end{cases} $
2025/6/3
1. 問題の内容
以下の連立方程式を解く問題です。
\begin{cases}
x + y - z = 4 \\
x^2 + y^2 - 2z^2 = 3 \\
x^3 + y^3 - 3z^3 = -28
\end{cases}
2. 解き方の手順
(1) 式 より、 と表せる。
(2) 式 に を代入して整理する。
(3) 式 に を代入して整理する。
(4) ここで、 と仮定すると、となる。
このとき、、
よって、 は解ではない。
(5) と仮定すると、となる。
このとき、、
よって、 は解ではない。
(6) と仮定すると、となる。
このとき、なので、解ではない。
(7) . これは明らかに不適。
(8) 別の方法を試す。 とおくと、 となる。
より、 だから、
(9) : . これは解ではない。
(10) を変形して、. これを2番目の式に代入するのは難しい。
3番目の式 に注目すると、. これも難しそう。
(11) 正攻法で、からについて解いてみる。
(12) .
or .
のとき、. このとき、.
のとき、. このとき、
は解