与えられた3次方程式 $x^3 + 27 = 0$ の解を求め、与えられた解の形式 $x = -3, (1 \pm (2) i) / 2$ における (2) に当てはまる数字を求める問題です。

代数学3次方程式複素数解の公式方程式の解
2025/6/6

1. 問題の内容

与えられた3次方程式 x3+27=0x^3 + 27 = 0 の解を求め、与えられた解の形式 x=3,(1±(2)i)/2x = -3, (1 \pm (2) i) / 2 における (2) に当てはまる数字を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、与えられた方程式を変形します。
x3+27=0x^3 + 27 = 0x3=27x^3 = -27 と書き換えられます。
これは、x3=(3)3x^3 = (-3)^3 と同じです。
x3+33=0x^3 + 3^3 = 0 と変形し、和の3乗の公式 a3+b3=(a+b)(a2ab+b2)a^3 + b^3 = (a + b)(a^2 - ab + b^2) を用いると、
(x+3)(x23x+9)=0(x+3)(x^2 - 3x + 9) = 0 となります。
この式から、x=3x = -3 が一つの解であることがわかります。
残りの解は、2次方程式 x23x+9=0x^2 - 3x + 9 = 0 を解くことで求められます。
解の公式 x=b±b24ac2ax = \frac{-b \pm \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a} を用いると、
x=3±(3)24(1)(9)2(1)x = \frac{3 \pm \sqrt{(-3)^2 - 4(1)(9)}}{2(1)}
x=3±9362x = \frac{3 \pm \sqrt{9 - 36}}{2}
x=3±272x = \frac{3 \pm \sqrt{-27}}{2}
x=3±27i2x = \frac{3 \pm \sqrt{27}i}{2}
x=3±33i2x = \frac{3 \pm 3\sqrt{3}i}{2}
したがって、解は x=3,3±33i2x = -3, \frac{3 \pm 3\sqrt{3}i}{2} となります。
ここで、問題文で与えられた解の形式 1±(2)i2\frac{1 \pm (2) i}{2} と比較すると、x=3±33i2x = \frac{3 \pm 3\sqrt{3}i}{2}1±(2)i2\frac{1 \pm (2) i}{2}の形に変形する必要はありません。
問題文でx=3,(1±(2)i)/2x = -3, (1 \pm (2) i) / 2という条件が与えられているため、x3+27=0x^3 + 27 = 0を解いた答えを代入し、式を満たすような(1)と(2)を決定すればよい。
ここで、x=1+ai2x = \frac{1 + ai}{2}とすると、与えられた条件よりx=3x=-31ai2\frac{1 - ai}{2}も解となるはず。しかし、これはx3=27x^3 = -27の解ではないため、解の公式を利用して解く方針は誤り。問題文でx=3,(1±(2)i)/2x = -3, (1 \pm (2) i) / 2という条件が与えられていることを利用する。
x=3x = -3を解に持つことはわかっているので、x3+27=(x+3)(x2+ax+b)=0x^3 + 27 = (x+3)(x^2 + ax + b) = 0となるaabbを求める。
x3+27=(x+3)(x23x+9)=0x^3 + 27 = (x+3)(x^2 -3x + 9) = 0より、x23x+9=0x^2 -3x + 9 = 0を解くと、x=3±9362=3±33i2x = \frac{3 \pm \sqrt{9 - 36}}{2} = \frac{3 \pm 3\sqrt{3}i}{2}
3±33i2=1±(2)i2\frac{3 \pm 3\sqrt{3}i}{2} = \frac{1 \pm (2) i}{2}なので、与えられた条件を満たすように変形すると、3±33i=1±(2)i3 \pm 3\sqrt{3}i = 1 \pm (2) iとなり、2=332 = 3\sqrt{3}。したがって、②は333\sqrt{3}となる。
ただし、問題文では「②に当てはまる数字を入力しなさい」とあり、②は整数である必要があるため、これは誤りである。
x3+27=0x^3 + 27 = 0より、x=3,3±33i2x = -3, \frac{3 \pm 3\sqrt{3}i}{2}であることは変わらない。
ここで、x=1±(2)i2x = \frac{1 \pm (2) i}{2}とおくと、3±33i2\frac{3 \pm 3\sqrt{3}i}{2}をこの形に変形することはできない。
問題文より、x=3x = -3は解であり、残りの解は 1±(2)i2\frac{1 \pm (2) i}{2} の形で与えられている。②に当てはまる数字を聞かれているので、3±33i2\frac{3 \pm 3\sqrt{3}i}{2}と比較して、2=332 = 3 \sqrt{3}となり、数字にはならない。
問題文をもう一度確認すると、x = -3, (1 +- (2) i) / 2が解であると書かれている。しかし、これは間違いで、x=3,3±33i2x=-3, \frac{-3 \pm 3\sqrt{3}i}{2}が正しいと思われる。
この場合、x = (-3 + 3sqrt(3) i)/2 = (1 +- (2) i)/2となるはずなので、-3 = 1 となり、これはあり得ない。
解答欄に整数を入力する必要があるため、解が間違っている。3±i272\frac{3 \pm i\sqrt{27}}{2}であり、27=33327 = 3*3*3であるので、333\sqrt{3}となる。しかし、2は整数でなければいけないので、これも誤り。
x^3 + 27 = 0
(x+3)(x^2-3x+9)=0
x=(-(-3)+-sqrt((-3)^2 -4(1)(9))/2
=(3+-sqrt(9-36))/2
=(3+-sqrt(-27))/2
=(3+-i*3*sqrt(3))/2
問題で与えられている答えと比較すると、問題がおかしい。

3. 最終的な答え

問題文の設定が誤っている可能性が高いですが、形式的に問題を解釈すると、
x=3±33i2x = \frac{3 \pm 3\sqrt{3}i}{2} を与えられた形式 1±(2)i2\frac{1 \pm (2) i}{2} に無理やり当てはめようとすると、②に整数は入りません。
問題文で与えられた解の形から推測すると、恐らく問題のミスタイプがあり、正しくは3\sqrt{3}であると思われます。しかし、問題文の指示に従い、最も近い整数を答えるしかないので、②に最も近い整数である「3」と答えるのが妥当だと思われます。
答え: 3

「代数学」の関連問題

与えられた連立方程式を解く問題です。方程式は以下の通りです。 $4x + 3y = 10$ $-2x + y = 4x + 3y$

連立方程式一次方程式代入法方程式の解
2025/6/6

与えられた連立方程式を解いて、$x$と$y$の値を求める問題です。連立方程式は次の通りです。 $\begin{cases} -2x + y = 4x + 3y \\ 4x + 3y = 10 \end...

連立方程式一次方程式代入法解法
2025/6/6

与えられた式を簡略化してください。 与えられた式は次の通りです: $\frac{ab}{2} + 4a - \frac{3}{2}ab - a$

式の簡略化同類項分数
2025/6/6

与えられた2次関数 $y = ax^2 + bx + c$ のグラフから、$a$, $b$, $c$ の符号を判定する問題です。

二次関数グラフ符号判定
2025/6/6

3点(1,1), (2,-5), (3,-15)を通る2次関数を求めます。

二次関数連立方程式2次関数
2025/6/6

与えられた連立方程式を解く問題です。 連立方程式は以下の通りです。 $ \begin{cases} 2x + 5y = 18 \\ x = 2y \end{cases} $

連立方程式代入法一次方程式
2025/6/6

与えられた連立方程式を解く問題です。連立方程式は次の通りです。 $4x + y = 4$ $x + y = -5$

連立方程式加減法代入法線形方程式
2025/6/6

与えられた連立方程式を解く問題です。連立方程式は以下の通りです。 $ \begin{cases} y = 3x - 2 \\ y = 2x + 3 \end{cases} $

連立方程式代入法一次方程式
2025/6/6

与えられた連立方程式を解いて、$x$ と $y$ の値を求めます。 連立方程式は以下の通りです。 $ \begin{cases} 4x - 5y = 3 \\ 5y = 8x - 11 \end{ca...

連立方程式代入法方程式
2025/6/6

6. 次の連立方程式を解く問題です。 $0.2(1-2x) = 3y - 2$ $\frac{x-y}{2} - \frac{x-5}{5} = 1$ 7. 次の2次方程式を解く問題です。...

連立方程式二次方程式式の計算正多角形
2025/6/6