P市、Q市、R市の人口密度が与えられ、P市とR市の面積は等しく、Q市の面積はP市の2倍である。この情報に基づいて、以下の2つの推論の正誤を判断する問題である。 * ア:Q市とR市を合わせた地域の人口密度は300である。 * イ:Q市の人口はR市の人口より多い。

算数人口密度面積計算比率推論
2025/6/3

1. 問題の内容

P市、Q市、R市の人口密度が与えられ、P市とR市の面積は等しく、Q市の面積はP市の2倍である。この情報に基づいて、以下の2つの推論の正誤を判断する問題である。
* ア:Q市とR市を合わせた地域の人口密度は300である。
* イ:Q市の人口はR市の人口より多い。

2. 解き方の手順

まず、面積と人口密度から人口を求めることを考える。
人口 = 面積 × 人口密度
P市の面積をSSとすると、R市の面積もSS、Q市の面積は2S2Sとなる。
* **推論アの検証**
Q市とR市を合わせた地域の人口を計算する。
Q市の人口 = 2S×270=540S2S \times 270 = 540S
R市の人口 = S×465=465SS \times 465 = 465S
Q市とR市を合わせた人口 = 540S+465S=1005S540S + 465S = 1005S
Q市とR市を合わせた面積 = 2S+S=3S2S + S = 3S
Q市とR市を合わせた人口密度 = (1005S)/(3S)=335(1005S) / (3S) = 335
したがって、Q市とR市を合わせた地域の人口密度は335であり、300ではないため、推論アは誤り。
* **推論イの検証**
Q市の人口 = 2S×270=540S2S \times 270 = 540S
R市の人口 = S×465=465SS \times 465 = 465S
540S>465S540S > 465Sなので、Q市の人口はR市の人口より多い。したがって、推論イは正しい。

3. 最終的な答え

推論ア:誤り
推論イ:正しい