Pさんは普段、自宅から学校まで時速15kmの自転車で通っています。ある日、天気が悪かったため、自宅からバス停まで時速3.5kmで歩き、バス停から学校まで時速38kmのバスで行ったところ、所要時間は普段と変わりませんでした。その日バスに乗っていた時間が12分だった場合、Pさんが普段学校まで何分で通っているかを求める問題です。

算数速さ時間距離方程式
2025/6/3

1. 問題の内容

Pさんは普段、自宅から学校まで時速15kmの自転車で通っています。ある日、天気が悪かったため、自宅からバス停まで時速3.5kmで歩き、バス停から学校まで時速38kmのバスで行ったところ、所要時間は普段と変わりませんでした。その日バスに乗っていた時間が12分だった場合、Pさんが普段学校まで何分で通っているかを求める問題です。

2. 解き方の手順

普段の通学時間をtt分とします。自宅から学校までの距離をdd kmとすると、
d=15×t60d = 15 \times \frac{t}{60}
天気の悪い日の自宅からバス停までの距離をxx km、バス停から学校までの距離をyy kmとすると、
x+y=dx + y = d
天気の悪い日の所要時間は、
x3.5+y38=t60\frac{x}{3.5} + \frac{y}{38} = \frac{t}{60}
バスに乗っていた時間は12分なので、
y=38×1260=38×15=7.6y = 38 \times \frac{12}{60} = 38 \times \frac{1}{5} = 7.6
x=dy=d7.6x = d - y = d - 7.6
x3.5+y38=d7.63.5+7.638=t60\frac{x}{3.5} + \frac{y}{38} = \frac{d - 7.6}{3.5} + \frac{7.6}{38} = \frac{t}{60}
d7.63.5+15=t60\frac{d - 7.6}{3.5} + \frac{1}{5} = \frac{t}{60}
d=15t60=t4d = \frac{15t}{60} = \frac{t}{4}
t47.63.5+15=t60\frac{\frac{t}{4} - 7.6}{3.5} + \frac{1}{5} = \frac{t}{60}
t30.414+15=t60\frac{t - 30.4}{14} + \frac{1}{5} = \frac{t}{60}
両辺に420をかけると、
30(t30.4)+84=7t30(t - 30.4) + 84 = 7t
30t912+84=7t30t - 912 + 84 = 7t
23t=82823t = 828
t=82823=36t = \frac{828}{23} = 36

3. 最終的な答え

36 分