この問題は、小数第1位を四捨五入した数、平均点、合計点などに関する問題です。 (1) ① 小数第1位を四捨五入すると75になる数を、与えられた選択肢から全て選びます。 ② 小数第1位を四捨五入すると75になる数の範囲を求めます。 (2) 小数第1位を四捨五入した平均が75点であるとき、7回のテストの合計点の取りうる範囲を求め、最小値と最大値を求めます。 (3) 8回目のテストの点数が異なる場合における、7回目までの合計点を求めます。
2025/6/3
1. 問題の内容
この問題は、小数第1位を四捨五入した数、平均点、合計点などに関する問題です。
(1)
① 小数第1位を四捨五入すると75になる数を、与えられた選択肢から全て選びます。
② 小数第1位を四捨五入すると75になる数の範囲を求めます。
(2)
小数第1位を四捨五入した平均が75点であるとき、7回のテストの合計点の取りうる範囲を求め、最小値と最大値を求めます。
(3)
8回目のテストの点数が異なる場合における、7回目までの合計点を求めます。
2. 解き方の手順
(1) ① 小数第1位を四捨五入すると75になる数を探す。
ア: 74.45 → 74
イ: 74.5 → 75
ウ: 74.55 → 75
エ: 75.45 → 75
オ: 75.5 → 76
カ: 75.55 → 76
② 小数第1位を四捨五入すると75になる数の範囲は、74.5以上75.5未満です。
(2) 小数第1位を四捨五入した平均が75点なので、実際の平均点は74.5以上75.5未満です。
7回の合計点の範囲は、74.5 * 7 以上 75.5 * 7 未満です。
よって、7回の合計点の最小値は522点、最大値は528点です。
(3)
8回目のテストで85点をとった場合、8回の平均点は77点なので、合計点は 点です。
7回目までの合計点は 点です。
8回目のテストで60点をとった場合、8回の平均点は73点なので、合計点は 点です。
7回目までの合計点は 点です。
7回目までの合計点は一定であるはずなので、矛盾が生じます。問題文に誤りがあるか、あるいは四捨五入の影響を考慮する必要があるかもしれません。ここでは、素直に連立方程式を立てて解きます。
7回目までの合計点を とします。
を小数第1位で四捨五入すると77
を小数第1位で四捨五入すると73
四捨五入前の平均点の範囲を考えると、
共通範囲は なので、x は 527 です。
3. 最終的な答え
(1) ① イ、ウ、エ
(1) ② ア:74.5、イ:75.5
(2) ウ:522、エ:528
(3) 527 点