ある年の5月のカレンダーで、斜めに並んだ3つの数の和が、その中央の数の3倍に等しいことを、文字式を使って説明する問題です。

代数学文字式等式カレンダー証明
2025/6/3

1. 問題の内容

ある年の5月のカレンダーで、斜めに並んだ3つの数の和が、その中央の数の3倍に等しいことを、文字式を使って説明する問題です。

2. 解き方の手順

カレンダーの中央の数を xx とします。斜めに並んだ3つの数は、xx を中心として、左上と右下にそれぞれ 66 または 88 ずつずれています。斜めの並び方によって、次の2つのパターンが考えられます。
パターン1:左上から右下への斜めの並び (例えば、11, 19, 27)
この場合、3つの数は x8x-8, xx, x+8x+8 と表されます。これらの和は、
(x8)+x+(x+8)=3x(x-8) + x + (x+8) = 3x
となり、中央の数 xx の3倍に等しくなります。
パターン2:右上から左下への斜めの並び (例えば、13, 19, 25)
この場合、3つの数は x6x-6, xx, x+6x+6 と表されます。これらの和は、
(x6)+x+(x+6)=3x(x-6) + x + (x+6) = 3x
となり、中央の数 xx の3倍に等しくなります。
したがって、どちらの斜めの並び方でも、3つの数の和は中央の数の3倍に等しいことが証明できました。

3. 最終的な答え

カレンダーの中央の数を xx とすると、斜めに並んだ3つの数の和は必ず 3x3x となり、これは中央の数の3倍に等しい。

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