1. 問題の内容
正の整数 について、 が成り立つとき、定数 の値を求める問題です。
2. 解き方の手順
を変形します。
は正の整数であるから、の場合を考えます。
このとき、 となり、
次に、 の場合を考えます。
を に関する二次方程式と見ると、
が整数であるためには、が平方数である必要があります。
(kは整数)
は整数なので、 と は整数の組で4の約数である必要があります。
4の約数の組み合わせは です。
のとき、 となり となるので不適。
のとき、 となり 。これは最初に考えたの場合と同じ。
のとき、 となり となるので不適。
のとき、 となり となるので不適。
のとき、 となり 。
のとき、 となり となるので不適。
以外に解がないか検討します。
をみたすが存在すると仮定します。 なので、。
とすると、.
この解は 。
のとき.
もしとすると、背理法でとを最小にできます。