39人の生徒のうち、英語が好きな生徒は14人、数学が好きな生徒は18人、どちらも好きな生徒は6人である。 (1) どちらも好きでない生徒の人数を求めよ。 (2) 数学は好きだが、英語は好きでない生徒の人数を求めよ。

算数集合包含と排除の原理人数計算
2025/6/4

1. 問題の内容

39人の生徒のうち、英語が好きな生徒は14人、数学が好きな生徒は18人、どちらも好きな生徒は6人である。
(1) どちらも好きでない生徒の人数を求めよ。
(2) 数学は好きだが、英語は好きでない生徒の人数を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、英語または数学が好きな生徒の数を求める。
英語が好きな生徒の数をn(A)n(A)、数学が好きな生徒の数をn(B)n(B)、どちらも好きな生徒の数をn(AB)n(A \cap B)とすると、英語または数学が好きな生徒の数n(AB)n(A \cup B)は、
n(AB)=n(A)+n(B)n(AB)n(A \cup B) = n(A) + n(B) - n(A \cap B)
で求められる。
(1) どちらも好きでない生徒の数は、全体の人数から英語または数学が好きな生徒の数を引けばよい。
全体の人数をNN、どちらも好きでない生徒の数をxxとすると、
x=Nn(AB)x = N - n(A \cup B)
(2) 数学は好きだが、英語は好きでない生徒の数は、数学が好きな生徒の数から、英語も数学も好きな生徒の数を引けばよい。
数学は好きだが、英語は好きでない生徒の数をyyとすると、
y=n(B)n(AB)y = n(B) - n(A \cap B)

3. 最終的な答え

n(A)=14n(A) = 14, n(B)=18n(B) = 18, n(AB)=6n(A \cap B) = 6, N=39N = 39
n(AB)=14+186=26n(A \cup B) = 14 + 18 - 6 = 26
(1) x=3926=13x = 39 - 26 = 13
よって、どちらも好きでない生徒は13人
(2) y=186=12y = 18 - 6 = 12
よって、数学は好きだが、英語は好きでない生徒は12人
(1) 13人
(2) 12人