与えられた数列の $n$ が無限大に近づくときの極限を求める問題です。 数列は $\frac{4^{n+1} - (-3)^n}{2^{2n}}$ で定義されています。

解析学数列極限関数の極限
2025/6/5

1. 問題の内容

与えられた数列の nn が無限大に近づくときの極限を求める問題です。
数列は 4n+1(3)n22n\frac{4^{n+1} - (-3)^n}{2^{2n}} で定義されています。

2. 解き方の手順

まず、与えられた式を整理します。
22n=(22)n=4n2^{2n} = (2^2)^n = 4^n であることを利用します。
与えられた式は次のように変形できます。
4n+1(3)n22n=4n+1(3)n4n\frac{4^{n+1} - (-3)^n}{2^{2n}} = \frac{4^{n+1} - (-3)^n}{4^n}
次に、各項を 4n4^n で割ります。
4n+14n(3)n4n=44n4n(34)n=4(34)n\frac{4^{n+1}}{4^n} - \frac{(-3)^n}{4^n} = \frac{4 \cdot 4^n}{4^n} - \left( \frac{-3}{4} \right)^n = 4 - \left( -\frac{3}{4} \right)^n
nn \to \infty のとき、34<1\left| -\frac{3}{4} \right| < 1 なので、(34)n0\left( -\frac{3}{4} \right)^n \to 0 となります。
したがって、
limn(4(34)n)=40=4\lim_{n \to \infty} \left( 4 - \left( -\frac{3}{4} \right)^n \right) = 4 - 0 = 4

3. 最終的な答え

4

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