損益分岐点とは、企業の利潤がゼロになる点です。完全競争市場では、損益分岐点において価格(P)は平均費用(ATC)と等しくなります。
まず、平均費用を計算します。
ATC=XTC=XX3−24X2+394X=X2−24X+394 次に、限界費用(MC)を計算します。
MC=dXdTC=3X2−48X+394 損益分岐点においては、限界費用(MC)と平均費用(ATC)が等しくなります。したがって、
3X2−48X+394=X2−24X+394 2X2−24X=0 2X(X−12)=0 X=0 または X=12 X=0 は経済的に意味がないので、X=12 が損益分岐点における生産量です。 損益分岐点における価格は、平均費用(ATC)または限界費用(MC)に生産量を代入して計算します。
P=ATC(12)=(12)2−24(12)+394=144−288+394=250 または
P=MC(12)=3(12)2−48(12)+394=3(144)−576+394=432−576+394=250