画像に記載された線形代数の問題は以下の通りです。 * 問題1:ベクトルの外積の計算 * 問題2:行列の積の計算(AB, Ac, d^{T}c) * 問題3:行列の性質の証明(ABC=0 ならば A=0) * 問題4:連立一次方程式の解法(係数行列の階数と解の計算)
2025/6/9
1. 問題の内容
画像に記載された線形代数の問題は以下の通りです。
* 問題1:ベクトルの外積の計算
* 問題2:行列の積の計算(AB, Ac, d^{T}c)
* 問題3:行列の性質の証明(ABC=0 ならば A=0)
* 問題4:連立一次方程式の解法(係数行列の階数と解の計算)
2. 解き方の手順
**問題1:外積の計算**
ベクトルの外積は以下の公式に従って計算します。
のとき、
与えられたベクトルは および です。
したがって、
**問題2:行列の計算**
(1) ABの計算
(2) Acの計算
(3) d^{T}c の計算
**問題3:行列の性質の証明**
仮定:ABC = 0, BとCは正則
証明:
ABC = 0 の両辺に右から C^{-1} をかけると、
AB = 0 の両辺に左から B^{-1} をかけると、
したがって、ABC = 0 ならば A = 0 が成り立つ。
**問題4:連立一次方程式の解法**
(1) 係数行列の階数の計算
与えられた連立一次方程式は次の通りです。
係数行列は次の通りです。
行列式を計算します。
であるため、係数行列の階数は3です。
(2) 解の計算
より
に代入すると、
したがって、解は , となります。
とおくと、解は と表せます。
3. 最終的な答え
* 問題1:
* 問題2: (1) , (2) , (3)
* 問題3: 証明済み (A = 0)
* 問題4: (1) 3, (2) (tは任意の実数)