まず、小数第1位で四捨五入して3になる数を考えます。これは、2.5以上3.5未満の範囲です。つまり、四捨五入前の数は、
2.5≤x1<3.5 ここで、x1 は小数第2位で四捨五入する前の数xを表します。 次に、小数第2位を四捨五入してx1になるようなxの範囲を考えます。小数第2位で四捨五入してx1になる数は、x1−0.05以上x1+0.05未満です。 つまり、x1 は、 2.5≤x1<3.5なので、xは 2.5−0.05≤x<3.5−0.05または2.5+0.05≤x<3.5+0.05となります。 つまり、
2.45≤x1<3.45 xの最小値は、x1が2.5となるときに最小になります。この時、小数第2位で四捨五入する前の最小値は2.45です。 xの最大値は、x1が3.5となるときに最大になります。この時、小数第2位で四捨五入する前の最大値は3.4999...なので、3.5よりも少し小さい値です。 よって、2.45≤x<3.5となる数を考えると 2.45≤x1<2.5のとき四捨五入すると2.5になりさらに四捨五入すると3になる。 2.5≤x1<3.5 のとき四捨五入すると3.0になりさらに四捨五入すると3になる。 2.45≤x<3.55 より丁寧に考えます。
aを小数第1位で四捨五入した結果が3になるので、 2.5≤a<3.5 xを小数第2位で四捨五入した結果がaなので、 a−0.05≤x<a+0.05 2.5−0.05≤x<3.5+0.05 2.45≤x<3.55