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1. 問題の内容
問題は2つあります。
(12) 図において、 の長さを求めよ。与えられた3つの直角三角形に対して、の値をそれぞれ計算します。
(13) 図において、BD:CD = 3:5であるとき、△ABDと△ACDの面積比を求めよ。また、なぜそうなるかを説明せよ。
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2. 解き方の手順
**(12) 図において、 の長さを求めよ。**
**(1) の場合:**
これは直角三角形なので、三平方の定理を使います。
**(2) の場合:**
これは30-60-90度の特別な直角三角形です。60度の角の向かい側の辺の長さが なので、30度の角の向かい側の辺の長さは となります。
したがって、
**(3) の場合:**
これは45-45-90度の特別な直角三角形です。斜辺の長さが4なので、
**(13) 図において、BD:CD = 3:5であるとき、△ABDと△ACDの面積比を求めよ。また、なぜそうなるかを説明せよ。**
△ABDと△ACDは、頂点Aから辺BCに下ろした垂線(高さ)を共有しています。
したがって、面積比は底辺の比に等しくなります。
なので、
△ABDの面積:△ACDの面積 =
なぜなら、三角形の面積は (1/2) * 底辺 * 高さ であり、高さが等しい場合、面積の比は底辺の比に等しくなるからです。
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3. 最終的な答え
**(12) の答え:**
(1)
(2)
(3)
**(13) の答え:**
△ABDの面積:△ACDの面積 = 3:5
理由は、△ABDと△ACDは同じ高さを持つため、面積の比は底辺の比(BD:CD = 3:5)に等しいからです。