画像に示された数学の問題は、標本平均、標本平均の分布、正規母集団からの標本平均の値を予測する95%予言的中区間、標本分散などに関する穴埋め問題です。
2025/6/13
1. 問題の内容
画像に示された数学の問題は、標本平均、標本平均の分布、正規母集団からの標本平均の値を予測する95%予言的中区間、標本分散などに関する穴埋め問題です。
2. 解き方の手順
* **標本平均 (第13講)**
母集団から無作為に抽出された標本 に対して、その標本平均 は次のように定義されます。
* **標本平均の分布 (第14講)**
母集団の分布がどんなものであっても、標本平均の分布は、平均値が母集団の平均 で、分散が の分布になることが証明できます。
さらに、正規母集団(すなわち母集団の分布が正規分布)ならば、標本平均の分布も正規分布になります。
* **正規母集団から標本平均の値を予測する「95%予言的中区間」(第14講)**
母集団が平均値 、標準偏差 の正規分布のとき、標本平均 の分布は、平均値 、標準偏差 の正規分布です。
からその分布の平均値 を引いて標準偏差 で割った が標準正規分布(すなわち平均値が0、標準偏差が1の正規分布)に従うことがわかります。
したがって、標本平均の「95%予言的中区間」は、次の不等式を満たす の範囲です。
* **標本分散 (第16講)**
母集団から無作為に抽出された標本 に対して、その標本分散 は次のように定義されます。
3. 最終的な答え
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* 標本平均の分布は、平均値が で、分散が
* 正規母集団ならば、標本平均の分布も正規分布になる。
* 標本平均 の分布は、平均値 、標準偏差
* 標準正規分布は、平均値が0、標準偏差が1
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