ある街には東西に6本、南北に7本の道がある。PからQへ最短距離で行く方法は何通りあるか?また、PからRを通ってQへ行く方法、PからRを通らずにQへ行く方法はそれぞれ何通りあるか?
2025/6/14
1. 問題の内容
ある街には東西に6本、南北に7本の道がある。PからQへ最短距離で行く方法は何通りあるか?また、PからRを通ってQへ行く方法、PからRを通らずにQへ行く方法はそれぞれ何通りあるか?
2. 解き方の手順
(1) PからQまで行く場合:
PからQへ最短距離で行くには、東に5回、北に6回移動する必要がある。したがって、移動回数は合計で11回となる。このうち、東への移動をどこで行うかを選ぶ組み合わせの数が、求める場合の数となる。これは、11個の場所から5個の場所を選ぶ組み合わせと同じなので、
で計算できる。
(2) PからRを通ってQまで行く場合:
まず、PからRまで最短距離で行く場合の数を計算する。PからRへは、東に2回、北に2回移動する必要がある。したがって、移動回数は合計で4回となる。このうち、東への移動をどこで行うかを選ぶ組み合わせの数は、
で計算できる。
次に、RからQまで最短距離で行く場合の数を計算する。RからQへは、東に3回、北に4回移動する必要がある。したがって、移動回数は合計で7回となる。このうち、東への移動をどこで行うかを選ぶ組み合わせの数は、
で計算できる。
したがって、PからRを通ってQまで行く場合の数は、PからRまで行く場合の数とRからQまで行く場合の数の積になるので、
(3) PからRを通らずにQまで行く場合:
PからQまで行く全ての場合の数から、PからRを通ってQまで行く場合の数を引けばよい。
3. 最終的な答え
(1) PからQまで行く道順は462通り
(2) PからRを通ってQまで行く道順は210通り
(3) PからRを通らずにQまで行く道順は252通り