南北に7本、東西に6本の道がある街において、O地点から出発し、指定された地点(A, B)を通り、P地点まで最短距離で行く経路の数を求める問題です。ただし、C地点は通れません。 (1) O地点からA地点を通り、P地点へ行く経路の数 (2) O地点からB地点を通り、P地点へ行く経路の数 (3) O地点からA地点とB地点の両方を通り、P地点へ行く経路の数
2025/6/14
## 回答
1. 問題の内容
南北に7本、東西に6本の道がある街において、O地点から出発し、指定された地点(A, B)を通り、P地点まで最短距離で行く経路の数を求める問題です。ただし、C地点は通れません。
(1) O地点からA地点を通り、P地点へ行く経路の数
(2) O地点からB地点を通り、P地点へ行く経路の数
(3) O地点からA地点とB地点の両方を通り、P地点へ行く経路の数
2. 解き方の手順
最短経路の数を求める問題なので、各地点までの経路数を書き込んでいく方法で解きます。O地点から各地点への最短経路の数は、その地点の左と下の数字を足し合わせたものになります。ただし、C地点は通れないので、C地点とその先の地点への経路数は0になります。
(1) O地点からA地点を通り、P地点へ行く経路の数
* OからAまでの最短経路の数を求める。A地点はO地点から東に2つ、北に2つ移動した場所にあるので、OからAまでの経路数は 通り。
* AからPまでの最短経路の数を求める。A地点からP地点までは、東に3つ、北に1つ移動した場所にあるので、AからPまでの経路数は 通り。
* OからAを通ってPへ行く経路数は、通り。
(2) O地点からB地点を通り、P地点へ行く経路の数
* OからBまでの最短経路の数を求める。B地点はO地点から東に1つ、南に3つ移動した場所にあるので、OからBまでの経路数は 通り。
* BからPまでの最短経路の数を求める。B地点からP地点までは、C地点を通れないことに注意して、各地点への経路数を書き込んでいく。
* BからCの右下の点までの経路数は 1通り
* Cの右下の点からPまでの経路数は 通り
* BからPまでの経路数は通り
* OからBを通ってPへ行く経路数は、通り。
(3) O地点からA地点とB地点の両方を通り、P地点へ行く経路の数
* OからA, Bを通ってPへ行く経路は、O→A→B→P, O→B→A→P の2通り考えられる。
ただし、同じ道を何度通っても良いので、それぞれの経路数を求める。
* O→A→B→Pの経路数
* OからAまでの経路数は6通り((1)で計算済み)
* AからBまでの最短経路の数を求める。AからBへは南に1つ、西に1つ進む必要があり最短距離では到達できないため、Aからいったん北に戻るか東に戻って回り道をする必要がある。最短経路数は0通り
* よってO→A→B→Pの経路数は0通り
* O→B→A→Pの経路数
* OからBまでの経路数は4通り((2)で計算済み)
* BからAまでの最短経路の数を求める。同様に、B地点からA地点までは、北に1つ、西に1つ進む必要があり最短距離では到達できないため、いったん南に戻るか東に戻って回り道をする必要がある。最短経路数は0通り
* よってO→B→A→Pの経路数は0通り
* よってAとBの両方を通る経路は0通り
3. 最終的な答え
(1) 24通り
(2) 36通り
(3) 0通り