各問題ごとに手順を説明します。
(1) 3ab2−6a2b3+12a2b2c まず、共通因数でくくりだします。共通因数は 3ab2 です。 3ab2(1−2ab+4ac) よって、因数分解の結果は 3ab2(1−2ab+4ac) となります。 (2) x2−8x+16 これは、a2−2ab+b2=(a−b)2 の公式が利用できます。 x2−8x+16=x2−2⋅4⋅x+42 よって、因数分解の結果は (x−4)2 となります。 (3) 16a2+24ab+9b2 これは、a2+2ab+b2=(a+b)2 の公式が利用できます。 16a2+24ab+9b2=(4a)2+2⋅4a⋅3b+(3b)2 よって、因数分解の結果は (4a+3b)2 となります。 (4) 16x2−81y2 これは、a2−b2=(a+b)(a−b) の公式が利用できます。 16x2−81y2=(4x)2−(9y)2 よって、因数分解の結果は (4x+9y)(4x−9y) となります。 (5) x2−11x+10 和が-11、積が10になる2つの数を見つけます。それは-1と-10です。
x2−11x+10=(x−1)(x−10) よって、因数分解の結果は (x−1)(x−10) となります。 (6) x2+3xy−54y2 和が3、積が-54になる2つの数を見つけます。それは9と-6です。
x2+3xy−54y2=(x+9y)(x−6y) よって、因数分解の結果は (x+9y)(x−6y) となります。 (7) 10x2+17x+6 たすき掛けを利用します。
10x2+17x+6=(2x+3)(5x+2) よって、因数分解の結果は (2x+3)(5x+2) となります。 (8) 8x2−13x−6 たすき掛けを利用します。
8x2−13x−6=(x−2)(8x+3) よって、因数分解の結果は (x−2)(8x+3) となります。 (9) 15x2−22xy+8y2 たすき掛けを利用します。
15x2−22xy+8y2=(3x−2y)(5x−4y) よって、因数分解の結果は (3x−2y)(5x−4y) となります。 (10) 6x2+23xy−18y2 たすき掛けを利用します。
6x2+23xy−18y2=(2x+9y)(3x−2y) よって、因数分解の結果は (2x+9y)(3x−2y) となります。