与えられた不等式 $|x-3| \geq 5$ を解く問題です。絶対値を含む不等式を解く必要があります。

代数学絶対値不等式不等式を解く
2025/6/17

1. 問題の内容

与えられた不等式 x35|x-3| \geq 5 を解く問題です。絶対値を含む不等式を解く必要があります。

2. 解き方の手順

絶対値記号を外すために、以下の2つのケースに分けて考えます。
ケース1: x30x-3 \geq 0 の場合、つまり x3x \geq 3 の場合
このとき、x3=x3|x-3| = x-3 となるので、不等式は x35x-3 \geq 5 となります。
両辺に3を足すと、
x8x \geq 8
x3x \geq 3x8x \geq 8 の共通範囲は x8x \geq 8 となります。
ケース2: x3<0x-3 < 0 の場合、つまり x<3x < 3 の場合
このとき、x3=(x3)=x+3|x-3| = -(x-3) = -x+3 となるので、不等式は x+35-x+3 \geq 5 となります。
両辺から3を引くと、
x2-x \geq 2
両辺に-1を掛けると不等号の向きが変わるので、
x2x \leq -2
x<3x < 3x2x \leq -2 の共通範囲は x2x \leq -2 となります。
したがって、x8x \geq 8 または x2x \leq -2 が解となります。

3. 最終的な答え

x2x \leq -2 または x8x \geq 8

「代数学」の関連問題

和 $\sum_{k=1}^{n} k(k+1)(k+2)$ を求める。ただし、問題5で与えられた恒等式を利用して良い。

級数シグマ公式展開計算
2025/6/17

正の奇数の列を、第 $n$ 群に $n$ 個の数が入るように群に分ける。 (1) $n \geq 2$ のとき、第 $n$ 群の最初の数を $n$ の式で表す。 (2) 第15群に入るすべての数の和 ...

数列等差数列群数列和の公式
2025/6/17

次の二次方程式を解く。 (1) $x^2 - 2x - 15 = 0$ (2) $3x^2 + 4x - 4 = 0$ (3) $4x^2 - 12x + 9 = 0$ (4) $3x = x^2$

二次方程式因数分解解の公式
2025/6/17

2次不等式 $2ax^2 + 2bx + 1 \le 0$ の解が $x \le -\frac{1}{2}, 3 \le x$ となるような $a, b$ の値を求める。

二次不等式解と係数の関係二次関数
2025/6/17

関数 $y = x^2 - 2ax$ (定義域: $0 \le x \le 3$) の最小値とそのときの $x$ の値を求めよ。また、この関数の最大値とそのときの $x$ の値を求めよ。

二次関数最大値最小値場合分け定義域
2025/6/17

$a$ を正の定数とするとき、関数 $y = 2x^2 - 2x$ ($0 \le x \le a$) の最大値を求め、そのときの $x$ の値を求めよ。また、この関数の最小値を求め、そのときの $x...

二次関数最大値最小値平方完成定義域
2025/6/17

行列 $A = \begin{pmatrix} 2 & 1 & 1 \\ 1 & 3 & 1 \\ 2 & 5 & 2 \end{pmatrix}$ を簡約化する基本行列 $P_1, P_2, \do...

線形代数行列基本行列行基本変形簡約化
2025/6/17

$\frac{\pi}{12} = \frac{\pi}{4} - \frac{\pi}{6}$ であることを用いて、$\tan \frac{\pi}{12}$ の値を求めよ。

三角関数tan加法定理式の計算有理化
2025/6/17

与えられた条件を満たす一次関数 $f(x) = ax + b$ の係数 $a$ と $b$ の値を求める問題です。与えられた条件は以下の4つです。 (1) $f(1) = -2$, $f(3) = 4...

一次関数連立方程式係数
2025/6/17

加法定理を用いて、$\tan 105^\circ$ の値を求めよ。

三角関数加法定理tan有理化
2025/6/17