与えられた不等式は、x(x+2)(x−1)>0 です。この不等式を解くためには、まず、x(x+2)(x−1)=0 となる x の値を求めます。これは、x=0,−2,1 です。 次に、数直線上でこれらの値をプロットし、区間を分けます。区間は次のようになります:
各区間からテストポイントを選び、不等式に代入して、不等式が成立するかどうかを調べます。
* x<−2 のとき、例えば x=−3 を選ぶと、 (−3)(−3+2)(−3−1)=(−3)(−1)(−4)=−12<0 となり、不等式は成立しません。 * −2<x<0 のとき、例えば x=−1 を選ぶと、 (−1)(−1+2)(−1−1)=(−1)(1)(−2)=2>0 となり、不等式は成立します。 * 0<x<1 のとき、例えば x=0.5 を選ぶと、 (0.5)(0.5+2)(0.5−1)=(0.5)(2.5)(−0.5)=−0.625<0 となり、不等式は成立しません。 * x>1 のとき、例えば x=2 を選ぶと、 (2)(2+2)(2−1)=(2)(4)(1)=8>0 となり、不等式は成立します。 したがって、不等式 x(x+2)(x−1)>0 が成立する x の範囲は、−2<x<0 と x>1 です。