(1) 外接円の半径Rを求める。
まず、余弦定理を用いて辺BCの長さを求める。
BC2=AB2+AC2−2⋅AB⋅AC⋅cos∠BAC BC2=52+72−2⋅5⋅7⋅cos60∘ BC2=25+49−2⋅5⋅7⋅21 BC2=74−35=39 BC=39 次に、正弦定理を用いて外接円の半径Rを求める。
sin∠BACBC=2R sin60∘39=2R 2339=2R 3239=2R R=339=339=13 (2) (i) 線分BDの長さを求める。
角の二等分線の定理より、BD:DC=AB:AC=5:7 よって、BD=AB+ACABBC=5+7539=12539 (2) (ii) 線分ODの長さを求める。
Oは外心であり、OA=OB=OC=R=13である。 ∠BAD=∠CAD=30∘である。 また、弧BCに対する円周角∠BAC=60∘なので、中心角∠BOC=2∠BAC=120∘である。 △OBDにおいて、余弦定理を用いる。 OD2=OB2+BD2−2OB⋅BDcos∠OBD ∠OBC=21(180∘−120∘)=30∘. ∠DBC=∠ABC. 余弦定理より、cosB=2∗5∗sqrt(39)52+39−72=10sqrt(39)−5=239−1 ∠OBD=∠OBC+∠CBD. ∠CBD is not 30∘. 三角形OBCは二等辺三角形なので、OからBCに垂線を下ろすと、BCの中点になる。
∠BOD=∠BOC/2=60∘. ODの中点をMとすると、OD⊥BC.
線分ODを求める別の方法を考えます。
∠BAD=30∘ 線分CDの長さはCD=BC−BD=39−12539=12739 ∠BOC=120∘, ∠OBC=∠OCB=30∘ △OBCにおいて、OからBCに垂線を下ろすと、BCの中点になる。その垂線の足をMとする。BM=MC=239. OM=OBcos30∘=1323=239. MD=BM−BD=239−12539=12139 OD=OM2+MD2=(239)2+(1239)2=439+14439=439(1+361)=439⋅3637=239⋅637=121443